世界観警察

架空の世界を護るために

ワンダーアキュート育成その他のオペラトークを解析する - 『ウマ娘』考察

こんばんは、茅野です。 新シーズンが始まり、オペラ三昧で御座います。新国立劇場が上演中の我らがロシアオペラ、『ボリス・ゴドゥノフ』を宜しくお願い致します。(レビュー1 / レビュー2)。 さて、劇場通いに勤しんでいる間に、来てしまいましたよ、彼女…

新国立劇場『ボリス・ゴドゥノフ』初日 - レビュー

こんばんは、茅野です。 昨今の供給の多いこと、多いこと……。記事を書くのが間に合いません! 速さだけが取り柄だと申しますのに! ちょっと待った! 時よ止まれ! 先日のゲネプロに続きまして、新国立劇場にて、我らがロシアオペラの一、『ボリス・ゴドゥノ…

映画『ソウル・オブ・ワイン』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 レビュー執筆マラソンは終わったはずなのに、11 月の観劇分で継続しております。そんなこんなで 11 月も半ば。なんということだ。 というわけで、先日出向いたのは劇場ではなく映画館。映画『ソウル・オブ・ワイン』を鑑賞して参りま…

新国立劇場『ボリス・ゴドゥノフ』GP - レビュー

こんばんは、茅野です。 毎週新国立劇場に通っております。しかも、大好きなロシアオペラで! 先週はオペラトーク、今週はゲネプロ……。素晴らしいことです。勿論、本公演にもお邪魔します。宜しくお願いします。 そうなのです、ゲネプロ招待企画の抽選に当選…

モンテカルロ・バレエ『じゃじゃ馬馴らし』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 先週というべきか今週というべきか、軽井沢に旅に出ておりました。冬の軽井沢、めちゃくちゃ寒かったです。既にスキー場は開いておりました。しかし紅葉が美しく、趣味の一つであるトレッキングを敢行し、楽しい日々を過ごすことがで…

新国立劇場『ボリス・ゴドゥノフ』オペラトークについて

こんばんは、茅野です。 いつの間にやら11月というのだから驚きです。新シーズンが始まってからは特に、時間の経過が速い。 さて、いよいよ新国立は『ボリス・ゴドゥノフ』ですよ。我らがロシアオペラです。今回は『ボリス・ゴドゥノフ』のオペラトークに、…

ヒューストン・バレエ『白鳥の湖』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 漸くレビューの消化が進んで参りました。これでなんとか11月も観劇に出掛けられそうです。よかったよかった。 というわけで今回も、レビュー執筆マラソンです。第七回は、ヒューストン・バレエの来日公演より、『白鳥の湖』を鑑賞し…

NTLive『ストレイト・ライン・クレイジー』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 昨晩、今晩と、一気に三記事ずつくらい書いています。書けるときに書く! 鉄則です。後回しにしても特によいことはありませんからね(特大ブーメラン)。 さて、というわけで続けてレビュー執筆マラソンです。第六回となる今回は、Na…

コメディ・フランセーズ『病は気から』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 ずっとパソコンに向かっておりましたら、右腰に違和感が。こんなのでも、Under 25 歳席に座っているというのだから驚きです。デスクワーク民に救いを……。 さて、レビュー執筆マラソン中です。第五回となる今回は、コメディ・フランセ…

大公殿下と公爵の往復書簡 ⑵ - 翻訳

こんばんは、茅野です。 最近は「レビュー執筆マラソン」をコツコツと続けているのですが、半数を超えましたので、一旦息抜きを。昨日は「良い推しの日(11/04)」ということなので、わたくしもオタ活をば。 というわけで今回は、ニコライ・アレクサンドロヴ…

新国立劇場『ジゼル』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 レビューを書くのは苦手意識があるので、ついつい後回しにしてしまいそうになるのですが、いざ書き始めると、そこそこ筆が乗り始めるもの。伊達に普段から長文を書き散らしていない、ということなのでしょうか。文字書きはいいぞ。 …

東京フィル『ファルスタッフ』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 作業をしていたら、長年使っていたパソコンのマウスが急に故障してしまい、10年ぶりくらいにマウスを新調しました。殆ど同じ型ですが、少しサイズダウンしたのと、クリック音が静かになったこと、汚れの溜まりやすいゴム塗装が無くな…

新国立劇場『レオポルトシュタット』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 レビュー執筆マラソン敢行中です。どんどん参ります。 第二弾となる今回は、同じく新国立劇場の演劇、『レオポルトシュタット』です。10月16日の回にお邪魔して参りました。 ↑ 10月末まで上演中。まだ間に合うので滑り込みましょう!…

新国立劇場『ジュリオ・チェーザレ』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 公演レビュー執筆を消化してゆかねばなりません。なんとノルマ 7 件。 レビューは、客席に力なく座っていることしかできない人間風情が偉そうなことを書いてもよいものか、という葛藤があり、基本的に書くのがあまり好きではないので…

アントン・ルビンシテイン『弦楽四重奏 1番』第三楽章のピアノ譜を作成する

おはようございます、茅野です。 深夜~早朝は音符書きの時間です。というわけでいつも通り貫徹で御座います。 楽譜執筆の方は、前回・前々回に引き続き、「ぼっちでも弾きたい四重奏」シリーズです。個人的に気に入っています。 ↑ これまでの投稿動画はこち…

皇太子殿下の古語の手紙 - 翻訳

こんにちは、茅野です。 正に本日、『Victoria 3』というストラテジーゲームが発売されまして、友人たちから散々「お前の推しが出るかも」と言われ、大変にそわそわしております。目撃情報お待ち申し上げております。 さて、というわけで今回も続きまして、…

大公殿下と公爵の往復書簡 ⑴ - 翻訳

こんばんは、茅野です。 新シーズンが始まり、劇場通いをしているので、レビュー記事を大量に投下したいのですが、如何せんほぼ毎晩出向くために、執筆が間に合っておりません。 そもそもレビューは書くのに苦手意識があるので、モチベーションを上げづらい…

映画『新章 パリ・オペラ座』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 人生の指針の一つとして、「迷った時は活動量が多い方を選ぶ」ことにしているのですが、このことによって、基本的には物事が好転することが多いものの、余計なことに首を突っ込んで自爆することもしばしば。 皆様は迷った時は何を基…

METライブビューイング2018『サムソンとデリラ』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 3週連続オペラの予定です。芸術の秋が来た! 先週は、MET ライブビューイングで『ユーリディシー(エウリディーチェ)』を観てきました。 3 月の本上演で観ていたのですが、あまりに良かったので、「追い」です。2 回目。 ↑ なんでも…

グラズノフ『5つのノヴェレッテ』IV. ワルツのピアノ譜を作成する

おはようございます、茅野です。 何故か Finale (楽譜制作ソフト)を触るのは深夜、というマイルールができてしまっており、深夜にポチポチやっております。ともなると、投稿は早朝に……、寝る時間……。 EN: I've put up the sheet music and the recording f…

ブルッフ『弦楽四重奏 Op. Posth』第四楽章のピアノ譜を作成する

こんばんは、茅野です。 今回は動画投稿のお知らせです。 EN: I've put up the sheet music and the recording for " String Quartet in C minor, Op. Posth. IV. Finale " in Codoc at the bottom, in pdf format and wave file, and it's available for do…

NTLive『ヘンリー五世』- レビュー

こんばんは、茅野です。 「ゴルビー」こと、ミハイル・ゴルバチョフ元書記長/大統領に続き、エリザベス女王陛下の崩御の報が。なにか、一つの世代の終わりを感じさせる夏です。 それもあり、今回は英国史に関する英国の劇をば。最近 National Theater Live …

ホウエン地方の責任論を考える(他二篇) - ポケスペ4章・13章・15章考察雑記

おはようございます、茅野です。 もう八月が終わるというのは本当ですか。何か有益なことをしたかしら……と考えながらブログを見てみたら、今月は既に 20 記事書いているそうな。文字書きばかりしていたわけですね。 当ブログ「世界観警察」は、著者であるわ…

『Clouds and Starlight』の楽譜を作成する - 『Everybody's Gone to the Rapture』

こんばんは、茅野です。 今回も動画投稿のお知らせです。 一昨日、The Chinese Room さんの傑作『Everybody's Gone to the Rapture』の中の名曲、ジェシカ・カリー先生の『The End of All Things』のピアノ譜を書いて遊んでいたのですが……。 ↑ 長大スケール…

『The End of All Things』の楽譜を作成する - 『Everybody's Gone to the Rapture』

こんばんは、茅野です。 続けて動画投稿のお知らせです。 今朝、名作『Dear Esther』の作中 BGM 、『This Godforsaken Aerial』を投稿しました。 ↑ 『Dear Esther』はいいぞ。 『Dear Esther』の曲を書いていたら、勿論こちらもやりたくなるのが必然というも…

『This Godforsaken Aerial』の楽譜を作成する - 『Dear Esther』

おはようございます、茅野です。 今回は楽譜投稿のお知らせです。 インディーズゲームファンでその名を知らぬ者はいない(と思われる)名作『Dear Esther』。 ゲーム界にウォーキング・シミュレータという新たなジャンルを確立し、以後「『Dear Esther』ライ…

フィルソフ『皇太子ニコライ・アレクサンドロヴィチと若き日の皇帝アレクサンドル3世の想い出』抜粋 - 翻訳

おはようございます、茅野です。 またすっかり夜行性物書きと化している今日この頃です。夜更かしって楽しいですよね。 さて、先日、重めの連載をめでたく完走したので、今回は少し気軽に一本単発を書いて遊ぼうと思います。 ↑ 完結したもの。全5回です! 宜…

ガデンコ『皇太子ニコライ・アレクサンドロヴィチ』⑸ - 翻訳

おはようございます、茅野です。 いつの間にやら今年も誕生日を迎えまして。U25(劇場で25歳以下は割引料金で観劇することができるチケットのこと)の期限がそろそろ怖くなってくるお年頃です。いつの間に……、恐ろしや。 さて、今回は、ガデンコ著『皇太子ニ…

映画『魂のまなざし』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 普段あまり映画は観ないのですが、珍しく最近は映画や演劇をよく観ますし、観たいという意欲があります。主に19世紀の実在の人物や出来事を題材とした作品を好むのですが、お勧めの作品がありましたら気軽に教えて頂けると幸いです。…

ガデンコ『皇太子ニコライ・アレクサンドロヴィチ』⑷ - 翻訳

こんばんは、茅野です。 八月も折り返しを迎え、戦いております。 さて、今回はガデンコの『皇太子ニコライ・アレクサンドロヴィチ』を読むシリーズの第四弾です。少々ご無沙汰してしまって恐縮で御座います。前回で殿下が亡くなってしまったのでモチベーシ…