世界観警察

架空の世界を護るために

雑記

"世界観警察"とはなにか

近頃、稀に「世界観警察」という言葉を耳にします。 基本的に、時代考証などに厳しすぎるファンを揶揄していうようです。 そこで、ブログを立ち上げるにあたり、敢えてこの名前を選びました。 悪いイメージを払拭するというのは簡単なことではありませんが、…

「きなこあげパン」が敗北した日 - 特別お題記事

それは絶対王者「きなこあげパン」が敗北した、歴史的な日だった。 我が母校、U小学校は、しがない下町の公立小学校だが、自校調理方式で給食を提供する学び舎であった。校舎の一階に大規模な厨房と食堂を擁し、近隣地域の中では給食が美味しいことで有名で…

葉巻入門レポート - 雑記

こんばんは、茅野です。 今回は簡単な体験談を。 先日、音楽評論家の平岡拓也先生と銀座で一日ご一緒させて頂く機会がありました。 平岡大先生( @takupon68 )と一日中ご一緒させて頂く名誉を得ました!念願の葉巻入門も果たすなど pic.twitter.com/pv7nHY1…

お題記事「本棚の中身」 - 雑記

こんばんは、茅野です。 今週のテーマが面白そうだったので、今回は珍しくお題記事を。 今週のお題は「本棚の中身」。当方は読書家というわけでもありませんが、本を読むのも好きなので、本棚の一部を公開してみようと思います。 単に自分の本棚を晒すだけな…

帆船模型「ウーヴァレン」襲来 - 雑記

こんにちは、茅野です。 最近オタ活を愉しみすぎている気がします。最高の推しを持てて幸せなオタクですね。 さて、今回は短い体験談を。わたしの趣味の研究対象推しロシア帝国皇太子ニコライ・アレクサンドロヴィチ殿下のリサーチをしていたら、なんと、彼…

超夜行性が一ヶ月規則正しい生活をしてみたレポート - 雑記

こんばんは、茅野です。 今回は、弊ブログにしては少々珍しいタイプの記事を書いてみようと思います。 突然ですが、わたしは筋金入りの夜行性です。小学生高学年の頃から夜型の生活を好み、早10年。「ドラキュラ」の渾名を恣にし、可能な限り太陽の光を避け…

生と死のオレンジ - 神話と文化雑記

こんにちは、茅野です。 もう大分桜の花は落ちてしまいましたが、花の季節・春はまだまだ続きます。 購入から大分経ってしまいましたが、この間、L'OCCITANE さんで『ネロリ & オーキデ』の限定版の香水を購入しました。 「オレンジの花(ネロリ)」に誘われ…

オネーギン、ウクライナへ行く - 文学・オペラ雑記

こんにちは、茅野です。 ウクライナ情勢のニュースを戦々恐々としながら見守りつつ、週末のシュトゥットガルト・バレエ団の来日公演を心待ちにする日々です。 ロシア国営のテレビチャンネルが日本からも BAN されたり、ロシアの劇場のアカウントを SNS から…

道化の帽子を考える - 舞台芸術考察雑記

こんばんは、茅野です。 もう二月も半ばを過ぎたということに衝撃を隠しきれません。どうでもいいですが、わたくしが『エヴゲーニー・オネーギン』との運命的な出逢いを果たしたのは丁度この頃のことでした。感慨深いです。 先日、東京バレエ団さんの『白鳥…

ラジンスキー先生、ニクサ皇太子様を語る

こんばんは、茅野です。 最近予定外の単発記事ばっかり書いてますね。常に勢いで生きているので、書きたい時に書きたいものを書くことが肝要だというスタイルを貫き続けていますが、それにしても大脱線。今回も然りで御座います。 さて、先日、バレエの考察…

グレーミン公爵を探せ! - キーゼヴェッター『タンゴ・パセティック』

こんにちは、茅野です。 最近は『オネーギン』の供給が過剰で、正に嬉しい悲鳴です。アドレナリンが出過ぎて寝不足が酷い! しかしわたしが確認している限りでは、東京で次に『オネーギン』が上演されるのは来年3月です。待てない!! というわけで、今回も…

はてなブログ10周年特別お題「私が ≪オネーギン≫ にハマる10の理由」

こんばんは、茅野です。 先日の World Ballet Day (WBD) で、シュトゥットガルト・バレエさんの『オネーギン』を堪能し、やはりこの作品が至高だな……と改めて感じました。 ↑ レビュー記事。相変わらず無駄に細かい。 さて、わたくしがこの「世界観警察」なる…

声に出して読みたい聖典 - 『DARK SOULS』考察雑記

おはようございます、茅野です。 最近は弊ブログの知名度が何だか妙に上がっているようで、喜ばしいことながら困惑することも多々あったり。 さて、今回は久々に『DARK SOULS』から。いや、書きかけの記事が3本くらいあるのですが、己のリサーチの量と質に納…

『金鶏』と『夜鳴き鶯』 - ロシアオペラ雑記

こんばんは、茅野です。 先日は新国立劇場のダブルビル公演『夜鳴きうぐいす / イオランタ』にお邪魔していました。いや、ロシアオペラ取り上げて頂いて嬉しいですね。充分嬉しいのですが、来期ラインナップに1つもないのが寂しい欲張りだったりもします。何…

神馬信仰と人馬変身譚を考える - 『ウマ娘』雑記

こんばんは、茅野です。 わたしは「革靴ウォーキング部」と称して革靴で街をほっつき歩くのが趣味なのですが(10km~20km近く徘徊します)、咲き誇る桜の美しい季節になりまして、我が双眼も風光絶佳に悦んでおります。 さて、当方は普段マイナージャンルの極…

3.11から10年、ポケスペ4章を再考する

こんばんは、茅野です。 ダイパキッズの皆様、リメイク発表おめでとうございます。涙に暮れるエメラルドキッズがここに! ……ORAS やったでしょ、って? いえいえ、これ(画像参照)を見ないことには、エメラルドキッズは救済されたことにならないので……。バ…

モノローグ分析 - 文学雑記

こんばんは、茅野です。 相も変わらずに学期末をしています。今期は、フランス文学のレポートをバルザックの『娼婦たちの栄光と悲惨』で書きました。オスカー・ワイルド、マルセル・プルースト、トーマス・マンも絶賛した当小説、わたしも大好きです。バルザ…

自殺論を考える - 哲学雑記

おはようございます、茅野です。 わたしは曲がりなりにも文学を愛好し、専攻する者なので、共感性や感受性は並よりも高い方だと思います。事実、精神性と言われている手掌多汗症で、少しでも感情が動くと手の平がえげつないことになりますし、かなり重度の共…

幸福論を考える - 哲学雑記

こんばんは、茅野です。 レポートを書く合間に息抜きで一筆やろうとおもいます。執筆の息抜きが執筆とはこれ如何に。 今回取り上げるのは「幸福論」です。わたしは別段しっかり幸福論を勉強したわけではなく、哲学の徒でもありませんが、参考文献に挙げた作…

死者の人権を考える2 - 文献学編

こんばんは、茅野です。 冬休みに入り、やりたいことを色々やるチャンスに恵まれたので、前々から書こうと思っていた翻訳を書いてみたり、積読を消費したりしています。楽しいですが、コロナ禍で人にあまり会えないので、それが生産性に影響を及ぼしています…

死者の人権を考える - 著作権法編

おはようございます、茅野です。気温も温かいですし、コロナの影響でアニュアルイヴェントも楽しめませんし、季節感が狂いまくっております。もう11月だって? 嘘仰い。 最近、趣味の領域では、著作権法をぼつぼつ勉強しておりました。ついでなので著作権法…

ヨアヒム・ラフ『弦楽四重奏第1番』の話 - 音楽雑記

こんにちは、茅野です。 弊学は漸く夏休みに突入しました。コロナのせいで大幅にズレたんですよね。もう八月も終わりますよ……秋学期の開始次期は変わらないのに……。 先月中頃から、読書もせず記事も書かずでした。第一に、ちょっとしたトラブルがあり、そこ…

ニコライ二世がオネーギンを演じた話 - Eugene Onegin雑記

こんばんは、朕です(最高に頭の悪い導入)(弊ブログ二回目)。 改めまして、茅野です。宜しくお願いします。 ちなみに、頭の悪い導入一回目はこの記事でした。 どうも、朕です。(史上最高に頭の悪い導入) 改めまして、茅野です! わたしは普段国際政治の…

ゲーム考察書いてたら人生優勝した話 - ゲーム考察の勧め

こんばんは、茅野です。 考察記事や翻訳ダイアログなどの資料ばっかり置いているので忘れがちなんですが、これ、一応「ブログ」なんですよね。というわけで今回は、ブログらしく、自分の人生について語ろうかなとおもっています。自分のゲーム考察人生と、そ…

DARK SOULS 雑記と古の考察メモ

こんばんは、茅野です。 五億年ぶり(正確に言うと4年ぶり)にダクソ記事を書く運びとなりました。どうしてそうなったのか、というパーソナルな雑記と、フォルダの深淵から汲み上げてきた考察メモの投下の二段構成で行きます。宜しくお願いします。 昔話をし…

日本語版「エヴゲーニー・オネーギン・チャレンジ」概略

こんばんは、茅野です! 今回は予告していた「エヴゲーニー・オネーギン・チャレンジ」についてです。取り敢えず概略を説明します。本編は次回から。 The Eugene Onegin Challenge とは わたしは5年前から半日に一度は某ワードで検索するクセがあるのですが(…

映画『サウルの息子』 - 考察雑記

こんばんは、茅野です。 先日ソウルメイトとも言うべき友人と『サウルの息子』を観ました。わたしは結構前に一度観ていたのですが、どうしても彼女と観たかったので……。 『サウルの息子』、イイ映画だ……すきです……(語彙力がない)。 そこで、今回特に記事を…

何故グレーミンとエレツキーのアリアを混同するのか - ロシア・オペラ雑記

こんばんは、茅野です。 マリインカ来日公演行ってきましたよ!(今更) 『スペードの女王』と『マゼッパ』を観ました。いや~~、流石の一言に尽きますね。 『スペードの女王』の方は、ペテルブルクに遊びに行ったときに正にこのステパニュク演出を観ていて…

オネーギンは「ニヒリスト」か? - 雑記

こんばんは、茅野です。 新国立劇場が、来期の「エウゲニ・オネーギン」の広告を本格化してきましたよ。 公式サイトはもうご覧になりましたか? 見ていない人は今すぐチェック! www.nntt.jac.go.jp このシンプルな秋色のポスターが、わたしは好きです……。公…

マノンの思い出 - 文学・オペラ・バレエ雑記

こんばんは、茅野です。 この間、「早稲田オペラ/音楽劇研究所」にお邪魔して「『マノン・レスコー』のオペラにおける「聖女」マノン像―マスネの≪マノン≫を中心に―」という発表を聴講しました。マノンに関しては、原作・オペラ・バレエ取り敢えず一通り履修…