世界観警察

架空の世界を護るために

19世紀史

殿下の部屋の床下から遺体が見つかった話

こんばんは、茅野です。 以前の記事で、現代ロシアの同担ガチ勢同業者にメッセージを送ってみた話を書きました。 こちらからは、まず何よりも素敵な作品に感謝し、自分も我らが殿下が好きである旨、当方は日本のオタクであるがこちらでは近代ロシア政治史の…

モンテフィオーリ『ロマノフ朝史』殿下関連ファクトチェック

こんばんは、茅野です。 わたくしは Wikipedia の編集もたまに行うのですが、最近、ごく簡単な修正を数カ所しただけですけれども、とうとうロシア語版にまで手を出しました。Wikipedia からロシア語でメールが届くようになりました。怖い。 「 Wikipedia は…

皇太子拉致未遂事件 - 1861年晩夏の反体制派たち

おはようございます、茅野です。 大寒波だそうですが、皆様無事でいらっしゃいますか。わたくしは引きこもって文字を書くことに決めました。 さて、先日の記事にて、日本で初めて、我らが殿下ことロシア帝国皇太子ニコライ・アレクサンドロヴィチ殿下をモデ…

1865年5月のオーストリア - 歴史雑記

おはようございます、茅野です。 昨晩、衝撃的なマシュマロが届きました。 ファッ!?!?!!? な、な、……、そんなことある???お、おぉ……!? 余りの驚きに意味不明な文字列しか打てないのですが……、ええと、まずはおめでとうございます!! そしてわた…

「夜の女王」の復讐、「黒の舞踏会」 - 帝政ロシア雑記

おはようございます、茅野です。 先日、めでたく(?)、我らが殿下が「髪の毛一房43万円の男」に成り仰せてしまいました。そんなことある? ↑ 世の中には殿下の髪フェチというヤベー奴趣味のお宜しい方がいっぱいいるらしい。致し方ない、殿下の髪は美しい…

【資料】19世紀年表

こんばんは、茅野です。 今回はちょっとした資料の提供を。 わたしは19世紀史に関心があり、数年前から独自に19世紀の年表を作っているのですが、「見たい」「売って欲しい」という声を複数頂戴したので、当記事にて有料販売致します。 同じく19世紀に関心が…

きっとあなたが世界を変える - 歴史政治雑記

こんばんは、茅野です。 今年は珍しく友人と初詣に出掛けるなど、新年らしい行事も行いました。皆様は如何お過ごしでしょうか。 さて、今回は、いつもお世話になっているはてなブログさんの特別お題に乗っかる形で一筆やってみようとおもいます。なんと今回…

ニクサ皇太子様の側近・教育者一覧 - 帝政ロシア資料

こんばんは、茅野です。 ここ最近ずっと言っていますが、本日9月20日は趣味の研究対象である推しロシア帝国皇太子ニコライ・アレクサンドロヴィチ殿下のお誕生日(グレゴリオ暦)ということで、気合い入れてリサーチをしています。まさかの殿下関連記事4連続…

青銅のたてがみ - 「青銅の騎士」考察

こんばんは、茅野です。 体感的に、晩春から初夏にかけてが最も時の流れが速いように感じます。しかしながら、今回は季節外れにも11月の物語についてです。 最近『ウマ娘』で遊んでいるので、馬そのものへの興味が湧いてきました。 ↑ オペラオー君はいいぞ。…

トンデモ医療史 - 考証雑記

こんばんは、茅野です。 わたしには生活リズムという概念がないのですが、流石に最近は我ながら酷い有様です。昨日外出したこともあって今日はほぼ二徹目なのですが、変にアドレナリンを分泌したせいで溌剌としています。その勢いで記事まで書いちゃう。 今…

ニコライ2世がオネーギンを演じた話

こんばんは、朕です(最高に頭の悪い導入)(弊ブログ二回目)。 改めまして、茅野です。宜しくお願いします。 ちなみに、頭の悪い導入一回目はこの記事でした。 どうも、朕です。(史上最高に頭の悪い導入) 改めまして、茅野です! わたしは普段国際政治の…

デカブリストの乱 関連年表 - 帝政ロシア資料

こんばんは、茅野です! ロシアでは映画『救済同盟』の公開が迫っていますね。羨ましいことだ。 続々とPVなども公開され、盛り上がって参りました。当時は日本では当方しか話している人間がいなかったのだ……。 でも公式サイトなどを見る感じ、架空のキャラク…

映画『救済同盟』が観たい! -帝政ロシア雑記

こんばんは、茅野です。 今、心の底から思っていることがあります。 映画『Союз спасения』が観たい! ということです。こちらはまだ公開されていないロシア映画で、6日ほど前に情報が公開されました。 邦題がどうなるかはわかりませんが、基本的な日本語の…

映画『マチルダ 禁断の恋』 - レビューと時代考証

どうも、朕です(史上最高に頭の悪い導入)。 改めまして、茅野です! わたしは普段国際政治の模擬会議(TRPGを思い浮かべて貰うとわかりやすいかとおもいます)をやっているのですが、今年九月の会議では、1914年WWI開戦時のロシア帝国評議会の議場にて、皇…

ニコライ・アレクサンドロヴィチ(ニクサ)皇太子殿下を考える - 帝政ロシア考察

こんばんは、茅野です。 当方は国際政治の研究会に属しており、各国の代表に扮して国際問題を討議する活動をしているのですが、先日の会議では、僭越ながらニコライ2世役を賜り、彼の視点から、「どうやったらロシア帝国は存続できるのか」、即ち、「どうや…