世界観警察

架空の世界を護るために

"世界観警察"とはなにか

近頃、稀に世界観警察という言葉を耳にします。 基本的に、時代考証などに厳しすぎるファンを揶揄していうようです。 そこで、ブログを立ち上げるにあたり、敢えてこの名前をチョイス致しました。 悪いイメージを払拭するというのは簡単なことではありません…

SCOTCH GRAIN L-135を信じて - 京都遠征

こんばんは、茅野です。 もう夏と言って良い気温が続いており、「四季」とは……と思わざるを得ない今日この頃。 さて、今回は備忘を兼ねて旅日記です。3月末に行った京都遠征について一筆やろうと思います。 同行してくれたのは「鴨川遠征」でもご一緒してく…

天使の照明 - 『DARK SOULS』考察

こんにちは、茅野です。 コロナ禍に加え梅雨入りにつき、あらゆるモチベーションが下落傾向の今日この頃。 さて、今回も『DARK SOULS』から。書けるうちに書いておこうという魂胆です。しっかし、今回は弊ブログ史上でも 1, 2 を争う難産記事でした。もう一…

声に出して読みたい聖典 - 『DARK SOULS』考察雑記

おはようございます、茅野です。 最近は弊ブログの知名度が何だか妙に上がっているようで、喜ばしいことながら困惑することも多々あったり。 さて、今回は久々に『DARK SOULS』から。いや、書きかけの記事が3本くらいあるのですが、己のリサーチの量と質に納…

雄弁な作者の問題 - ゲーム考察に於ける受容理論

おはようございます、茅野です。 皆様ご承知のように、わたくし普段マイナージャンルを根城にする考察書きですが、珍しく書いた先日のメジャージャンル考察記事がそれは見事にバズりまして、メジャージャンルの底力を実感しております。尤も、どの記事も同程…

テイエムオペラオーのオペラトークを解析する - ウマ娘考察

おはようございます、茅野です。 先に言っておきますが、この記事書くの大変でした。2徹しました(迫真)。 早速本題に入ってしまうのですが、最近アプリ『ウマ娘』遊んでます。プレイ歴2週間です。やる切っ掛けになった話や、考察雑記第一弾はこちらからど…

『金鶏』と『夜鳴き鶯』 - ロシアオペラ雑記

こんばんは、茅野です。 先日は新国立劇場のダブルビル公演『夜鳴きうぐいす / イオランタ』にお邪魔していました。いや、ロシアオペラ取り上げて頂いて嬉しいですね。充分嬉しいのですが、来期ラインナップに1つもないのが寂しい欲張りだったりもします。何…

神馬信仰と人馬変身譚を考える - ウマ娘雑記

こんばんは、茅野です。 わたしは「革靴ウォーキング部」と称して革靴で街をほっつき歩くのが趣味なのですが(10km~20km近く徘徊します)、咲き誇る桜の美しい季節になりまして、我が双眼も風光絶佳に悦んでおります。 さて、当方は普段マイナージャンルの極…

オルカに会いたい! - 鴨川への旅

こんばんは、茅野です。 わたしはすぐマニアックな無茶ぶりをする害悪なのですが(自己紹介)、最強にフッ軽の友人を手に入れ、それが加速しております。 今回は久々の旅日記。折角のブログなので! 今更ですが、年始の鴨川遠征の記録を簡単に記しておきます…

3.11から10年、ポケスペ4章を再考する

こんばんは、茅野です。 ダイパキッズの皆様、リメイク発表おめでとうございます。涙に暮れるエメラルドキッズがここに! ……ORAS やったでしょ、って? いえいえ、これ(画像参照)を見ないことには、エメラルドキッズは救済されたことにならないので……。バ…

『モアナと伝説の海』を環境学と神話学の視点から観る

こんにちは、茅野です。 最近は柄にもなく、最大手ジャンルに参入したりしています。普段はマイナージャンルの極北を生活圏にしているので、たまに我に返り、「わたしは今、一体何を……?」と考えたりしています。 今回はなんと、最大手の代名詞とも言うべき…

トンデモ医療史 - 考証雑記

こんばんは、茅野です。 わたしには生活リズムという概念がないのですが、流石に最近は我ながら酷い有様です。昨日外出したこともあって今日はほぼ二徹目なのですが、変にアドレナリンを分泌したせいで溌剌としています。その勢いで記事まで書いちゃう。 今…

モノローグ分析 - 文学雑記

こんばんは、茅野です。 相も変わらずに学期末をしています。今期は、フランス文学のレポートをバルザックの『娼婦たちの栄光と悲惨』で書きました。オスカー・ワイルド、マルセル・プルースト、トーマス・マンも絶賛した当小説、わたしも大好きです。バルザ…

自殺論を考える - 哲学雑記

おはようございます、茅野です。 わたしは曲がりなりにも文学を愛好し、専攻する者なので、共感性や感受性は並よりも高い方だと思います。事実、精神性と言われている手掌多汗症で、少しでも感情が動くと手の平がえげつないことになりますし、かなり重度の共…

情報収集 - 『RiME』考察

こんばんは、茅野です。 早速ですが、『RiME』の考察をやっていきたいとおもいます。いや、当方、レビューを書くのはあまり得意ではなくて、考察を書く方がずっと好きで……。レビューを書いている傍から、実は並行して書いていました。ハハ。 ↑レビュー記事。…

終わりは新しいことの始まり - 『RiME』レビュー

こんばんは、茅野です。 『Mosaic』をクリアしたら勢いづいてしまい、そのまま長らく積んでいた『RiME』を二日でクリアしてしまいました……久々にこんな真面目にゲームやったわ……。 #RiME執着心を捨てる (ゴールド)物事をありのままに受け入れる。 #PS4share…

A Vucchella - 『Mosaic 1% Edition』レビューと解釈

こんばんは、茅野です。 皆様ご存じのように(?)、当方はゲーム考察書きですが、局所集中・凝り性な性格ゆえに遊んだゲームタイトル自体は決して多くないタイプです。好みがうるさいとも言う。 わたしは学生なので、現在大絶賛学期末なのですが、学期末っ…

幸福論を考える - 哲学雑記

こんばんは、茅野です。 レポートを書く合間に息抜きで一筆やろうとおもいます。執筆の息抜きが執筆とはこれ如何に。 今回取り上げるのは「幸福論」です。わたしは別段しっかり幸福論を勉強したわけではなく、哲学の徒でもありませんが、参考文献に挙げた作…

死者の人権を考える2 - 文献学編

こんばんは、茅野です。 冬休みに入り、やりたいことを色々やるチャンスに恵まれたので、前々から書こうと思っていた翻訳を書いてみたり、積読を消費したりしています。楽しいですが、コロナ禍で人にあまり会えないので、それが生産性に影響を及ぼしています…

映画版『罪と罰』(1970) - レビュー

こんにちは、茅野です。 卒論を書いたり出したり色々していました。もうそんな時期なんですね。なんとかなりました。題材はゴッチゴチの厭世デカダンなフランス戯曲です。わたしは「自殺教唆戯曲」と呼んでいました。精神を病んでいる人にあれを勧めると自殺…

死者の人権を考える - 著作権法編

おはようございます、茅野です。気温も温かいですし、コロナの影響でアニュアルイヴェントも楽しめませんし、季節感が狂いまくっております。もう11月だって? 嘘仰い。 最近、趣味の領域では、著作権法をぼつぼつ勉強しておりました。ついでなので著作権法…

ドラマ版『現代の英雄』(2006) - レビュー

こんばんは、茅野です。 夏は全然記事を書けなかったので(理由はこちらに書いています)、秋になってゴリゴリ執筆しております。やっぱり文字を書くってたのしいですね~! オススメの趣味です。コロナ禍でも問題無くできます。是非どうぞ。 先日、光文社古…

映画版『モルヒネ』(2008) - レビュー

こんばんは、茅野です。 「罪罰マラソン」に勢いづいて、ロシア文学の映像化・舞台化を観まくり、レビューを書きまくるタームに突入しています。たのしい! ↑罪罰マラソン。『罪と罰』映像化・舞台化も面白いので、是非観ましょう。 今回はブルガーコフ原作…

舞台版『罪と罰』(2019) - レビュー

こんばんは、実は中学・高校6年間演劇部所属で、現在近世・近代フランス戯曲(演劇の台本)を専攻している茅野です。 どうでもいいですが、演劇部時代は何故か殺人犯の役ばっかり演じていました。サイコパスの役が似合うらしいです、勘弁してください。一番…

ドラマ版『罪と罰』(2007) - レビュー

こんにちは、茅野です。 夏休みが終わり、秋学期に突入しましたが、寧ろある程度課題や仕事がある方が生産性が生まれるというのは皮肉なことです。なんでしょうね、オン・オフのメリハリがハッキリするからなんでしょうね。 今回は、「罪罰マラソン」と称し…

「幽霊」の定義を問う - 民俗学考察

こんばんは、茅野です。 日本人としては、8月は終戦記念日やお盆があることから、怪談や死生観について話しても許されるのかなとおもっていたのですが、気が付いたら9月も半ばになっていました。なんということだ。 近況報告ですが、わたしが考察を書く契機…

ヨアヒム・ラフ『弦楽四重奏第1番』の話 - 音楽雑記

こんにちは、茅野です。 弊学は漸く夏休みに突入しました。コロナのせいで大幅にズレたんですよね。もう八月も終わりますよ……秋学期の開始次期は変わらないのに……。 先月中頃から、読書もせず記事も書かずでした。第一に、ちょっとしたトラブルがあり、そこ…

ニコライ二世がオネーギンを演じた話 - Eugene Onegin雑記

こんばんは、朕です(最高に頭の悪い導入)(弊ブログ二回目)。 改めまして、茅野です。宜しくお願いします。 ちなみに、頭の悪い導入一回目はこの記事でした。 どうも、朕です。(史上最高に頭の悪い導入) 改めまして、茅野です! わたしは普段サークルで…

アルベルト憲章(1848)と基本原則の比較

こんばんは、茅野です。 最近、憲政史の類いにハマってます。そのことを3ヶ月ぶりに会ったサークル同期(お互いにちゃんとステイホームしていた)に話したところ、同サークルの民は皆政治と法が大好きなので物凄く盛り上がり、5時間くらい議論に付き合ってく…

アルベルト憲章(1848) - 翻訳

おはようございます、茅野です。 今回は、弊ブログでは初めてとなる憲法の翻訳です。初めてなので、至らない点があるかもしれません。又、当アルベルト憲章は勿論原文はイタリア語ですので、英語からの重訳です。誤訳があったらすみません。 訳語は原則的に…