世界観警察

架空の世界を護るために

"世界観警察"とはなにか

近頃、稀に世界観警察という言葉を耳にします。 基本的に、時代考証などに厳しすぎるファンを揶揄していうようです。 そこで、ブログを立ち上げるにあたり、敢えてこの名前をチョイス致しました。 悪いイメージを払拭するというのは簡単なことではありません…

舞台版『罪と罰』(2019) - レビュー

こんばんは、実は中学・高校6年間演劇部所属で、現在近世・近代フランス戯曲(演劇の台本)を専攻している茅野です。 どうでもいいですが、演劇部時代は何故か殺人犯の役ばっかり演じていました。サイコパスの役が似合うらしいです、勘弁してください。一番…

ドラマ版『罪と罰』(2007) - レビュー

こんにちは、茅野です。 夏休みが終わり、秋学期に突入しましたが、寧ろある程度課題や仕事がある方が生産性が生まれるというのは皮肉なことです。なんでしょうね、オン・オフのメリハリがハッキリするからなんでしょうね。 今回は、「罪罰マラソン」と称し…

「幽霊」の定義を問う - 民俗学考察

こんばんは、茅野です。 日本人としては、8月は終戦記念日やお盆があることから、怪談や死生観について話しても許されるのかなとおもっていたのですが、気が付いたら9月も半ばになっていました。なんということだ。 近況報告ですが、わたしが考察を書く契機…

ヨアヒム・ラフ『弦楽四重奏第1番』の話 - 音楽雑記

こんにちは、茅野です。 弊学は漸く夏休みに突入しました。コロナのせいで大幅にズレたんですよね。もう八月も終わりますよ……秋学期の開始次期は変わらないのに……。 先月中頃から、読書もせず記事も書かずでした。第一に、ちょっとしたトラブルがあり、そこ…

ニコライ二世がオネーギンを演じた話 - Eugene Onegin雑記

こんばんは、朕です(最高に頭の悪い導入)(弊ブログ二回目)。 改めまして、茅野です。宜しくお願いします。 ちなみに、頭の悪い導入一回目はこの記事でした。 どうも、朕です。(史上最高に頭の悪い導入) 改めまして、茅野です! わたしは普段サークルで…

アルベルト憲章(1848)と基本原則の比較

こんばんは、茅野です。 最近、憲政史の類いにハマってます。そのことを3ヶ月ぶりに会ったサークル同期(お互いにちゃんとステイホームしていた)に話したところ、同サークルの民は皆政治と法が大好きなので物凄く盛り上がり、5時間くらい議論に付き合ってく…

アルベルト憲章(1848) - 翻訳

おはようございます、茅野です。 今回は、弊ブログでは初めてとなる憲法の翻訳です。初めてなので、至らない点があるかもしれません。又、当アルベルト憲章は勿論原文はイタリア語ですので、英語からの重訳です。誤訳があったらすみません。 訳語は原則的に…

ニクサ皇太子様を考える2 - 帝政ロシア雑記

こんにちは、茅野です。 物凄くひょんなことからオタ活をしています。当方、なにかに熱中していると基本的な生活が出来なくなる性質なのですが(時計を一切見ない、食事や睡眠を忘れるなど)、お陰様で先週は見事に色々やらかしました。ご迷惑をおかけしまし…

月は海へ向かう - DARK SOULS 考察

こんばんは、茅野です。 まさか連日記事を書くことになるとは、わたしもおもわなんだ。しかもこの記事、本来書くつもりはなかったんですけど、資料漁ってたら面白いもの見つけちゃったので、思考の整理も兼ねて書いておこうかな~と。いや、しかし、比較宗教…

女神の土地と不在の女神 - DARK SOULS 考察

おはようございます。茅野です。 わたしはフランス語を専攻しているんですけど、同時に英語、ロシア語、アラビア語もやっているので、最近ずっとキメラ言語話してます。単語が別言語になる、とかだったら間違いがわかりやすくていいですけど、わたしの場合、…

旧王家神話体系 - DARK SOULS 考察

おはようございます、茅野です。 大絶賛六月病ですね。授業が始まりましたが、全授業オンラインです。全世界絶起選手権があればランク1を狙える当方ですので、オンラインはなかなか快適ですが、フル単詰め込んでいるのでそろそろ息切れしてきました。ほら、…

オペラ『不滅の時間』第1幕 第2場 - 歌詞翻訳

こんばんは、茅野です。 今回はラトランド・ボートンのオペラ『不滅の時間』の歌詞翻訳の続きです。 初回、第1幕 第1場はここから↓ sylphes.hatenablog.com 1幕 2場は短めです。それではお付き合いお願いします。 第2場 ―――農夫マヌスと彼の妻マイヴの小屋。…

命名の謎 - Eugene Onegin 考察

こんばんは、茅野です。 大学(コロナ禍の影響でオンライン)が始まり、4年次にしてフル単(25単位)入れているために物理的に時間がない学生です。いや、別にそんなに授業入れる必要はないんですが、仲良い先生の授業とか興味ある授業入れてたらパンクしま…

オペラ『不滅の時間』第1幕 第1場 - 歌詞翻訳

こんにちは、茅野です。 今回はラトランド・ボートンのオペラ『不滅の時間』の歌詞を訳して遊びます。原作含め、邦訳がないみたいなので、主に自分用。 辞書にもなかなか出てこないような古英語や崩した文法に結構苦戦。一晩クオリティなので多分かなりガバ…

Theatre in my Blood 翻訳 2 - バレエ『オネーギン』資料

おはようございます、茅野です。 前回の記事を書いてから大分経ってしまいましたが、『Theatre in my Blood』の翻訳の続きをやっていきます。前回はこちら。↓ sylphes.hatenablog.com 前回と今回で、この本に書かれたオネーギンの記述は全部拾ったことになり…

異形の生誕 - DARK SOULS考察

こんにちは、茅野です。 復帰勢(4年ぶり)、手が滑ってガッツリ考察を書くシリーズ第3弾。同じフロム・ソフトウェアの作品で『ARMORED CORE VERDICT DAY』(ACVD)って作品があるんですけど、そこに出て来る「財団」っていうフロム作品で一番可愛いキャラ(…

北米版ARMORED CORE VERDICT DAY 財団CPU Dialogue

こんばんは、茅野です。 財団ファンの皆さん、財団足りてますか。わたしは足りてないので北米版起動してます。 さて、そんなわけで今回はARMORED COREです。この間、久々(3年ぶり)に財団の音声データを引っ張り出してきたらACが恋しくなってしまって、 今 …

深淵の水 - DARK SOULS考察

こんばんは、茅野です。 諦めが悪いのでまた考察一筆やります。亡者化して尚探究を辞めないその姿は、伝説の賢者ローガンに喩えられたという(フレテキ風)。ちなみに、個人的には魔術師プレイがあまり好きではないのでローガンさんが全裸になったデータはめ…

日本語版「エヴゲーニー・オネーギン・チャレンジ」第1章

こんばんは、茅野です! 今回はいよいよ、以前予告していた「エヴゲーニー・オネーギン・チャレンジ」をやっていきたいとおもいます。企画詳細はこちらから↓ sylphes.hatenablog.com 第一章自体が長いので、この記事も長いです(約1万字)。原作と照らし合わ…

北米版ARMORED CORE VERDICT DAY 財団 Dialogue

こんばんは、茅野です。 皆様は『ARMORED CORE VERDICT DAY』の財団が好きですか? わたしは大好きです(迫真)。「ゲームキャラクター誰が好き?」って訊かれたら、財団が一番好きです。財団推しです。よろしくおねがいします。 今回は、 大昔(三年前)に…

巡礼者エルドリッチの聖痕 - DARK SOULS考察

こんばんは、茅野です。 丸四年間ゲームに触れなかったせいでダクソ3の記憶は全てロストした……と言いつつ結局考察記事を書いてしまう元考察勢の悲しき性。哀れだよ、全裸に向かうローガンのようだ……。 sylphes.hatenablog.com ↑記憶ロストの詳細はここから …

VALIS - Everybody's Gone to the Rapture考察5

こんばんは、茅野です。 今回も前回に引き続き、『Everybody's Gone to the Rapture 幸福な消失』の古の考察メモを頼りに成文化を図ります。今回は、今のところ一応最終回という扱いになりそうです。 過去の記事はこちらから↓ sylphes.hatenablog.com sylphe…

ゲーム考察を考察する - ゲーム考察入門書

こんにちは、茅野です。 先日、こんな記事を書きました。 sylphes.hatenablog.com 我ながらデカいタイトルを付けたな……とおもいますが()、ゲーム考察を書いていたことによって人生が好転した……という、己のゲーム考察勢としての6年間を振り返った文章です。 …

『現代の英雄』初心者向け解説

こんにちは、茅野です! ボリショイ・バレエ ライブビューイングで『現代の英雄』をやるそうですね。わたしも昔に映画館で観ました。是非楽しんで下さい。 ↑かっこいいよね……わかる…… ところで、わたくし、原作の『現代の英雄』の大ファンなのです。一番好き…

英語版オペラ「オネーギン」歌詞 - 第3幕 第2場

こんにちは、茅野です。 前回に引き続き、英語歌唱版オペラ「エヴゲーニー・オネーギン」の歌詞打ち出してきます。 第1幕第1場はこちらから↓ sylphes.hatenablog.com それでは早速ですが宜しくお願いします。 No. 22 Final Scene Tatiana Why, why did he re…

英語版オペラ「オネーギン」歌詞 - 第3幕 第1場

こんにちは、茅野です。 前回に引き続き、英語歌唱版オペラ「エヴゲーニー・オネーギン」の歌詞打ち出してきます。 第1幕第1場はこちらから↓ sylphes.hatenablog.com それでは早速ですが宜しくお願いします。 No. 19 Polonaise No. 20 Scene and Aria Onegin…

英語版オペラ「オネーギン」歌詞 - 第2幕 第2場

こんにちは、茅野です。 前回に引き続き、英語歌唱版オペラ「エヴゲーニー・オネーギン」の歌詞打ち出してきます。 第1幕第1場はこちらから↓ sylphes.hatenablog.com それでは早速ですが宜しくお願いします。 No. 17 Introduction, Scene and Aria Zaretsky …

英語版オペラ「オネーギン」歌詞 - 第2幕 第1場

こんにちは、茅野です。 前回に引き続き、英語歌唱版オペラ「エヴゲーニー・オネーギン」の歌詞打ち出してきます。 第1幕第1場はこちらから↓ sylphes.hatenablog.com それでは早速ですが宜しくお願いします。 No. 13 Entrance, Waltz and Chorus Guests This…

英語版オペラ「オネーギン」歌詞 - 第1幕 第3場

こんにちは、茅野です。 前回に引き続き、英語歌唱版オペラ「エヴゲーニー・オネーギン」の歌詞打ち出してきます。 第1場はこちらから↓ sylphes.hatenablog.com それでは早速ですが宜しくお願いします。 No. 11 Chorus of Girls Girls Dear companions, come…