世界観警察

架空の世界を護るために

"世界観警察"とはなにか

近頃、稀に「世界観警察」という言葉を耳にします。 基本的に、時代考証などに厳しすぎるファンを揶揄していうようです。 そこで、ブログを立ち上げるにあたり、敢えてこの名前を選びました。 悪いイメージを払拭するというのは簡単なことではありませんが、…

『喰那』のピアノ譜を作成する - 『うみねこのなく頃に』

こんばんは、茅野です。 気が付けば6月が終わろうとしておりますが、気温は既に8月並。今月は延々と文字を書き続けていたような気が致します。いえ、書くのが好きなので全く構わないのですが……。 というわけで今回は、久々に音符を書いて遊びました。 『うみ…

ゴローヴィン『回想録』3章・7章 抜粋 - 翻訳

こんばんは、茅野です。 ろくに雨も降っていないのに梅雨が明けたらしい東京。わたくしは個人的にモーリタニアという国に関心を寄せており、スマホのお天気アプリですぐに首都ヌアクショットの天気と気温を見られるようにしているのですが、北アフリカよりは…

戯曲『プリンセス・ダグマール』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 電子辞書を酷使しすぎて、週に一度くらいの頻度で電池を取り替えている気がします。恐ろしい速さで消費されていく単三電池。そのせいで、最近、辞書も充電式の方がいいのでは? なんて考えています。 さて、今回は珍しく書評です。 …

ガデンコ『皇太子ニコライ・アレクサンドロヴィチ』⑶ - 翻訳

こんばんは、茅野です。 もう夏到来か……という暑さですね。日本はいつから熱帯に。 さて、今回は、ガデンコの『皇太子ニコライ・アレクサンドロヴィチ大公』を読むシリーズの第三弾です。 ↑ 第一回はこちらから。 今回は、第二章『皇太子の病と死の目撃者の…

「きなこあげパン」が敗北した日 - 特別お題記事

それは絶対王者「きなこあげパン」が敗北した、歴史的な日だった。 我が母校、U小学校は、しがない下町の公立小学校だが、自校調理方式で給食を提供する学び舎であった。校舎の一階に大規模な厨房と食堂を擁し、近隣地域の中では給食が美味しいことで有名で…

葉巻入門レポート - 雑記

こんばんは、茅野です。 今回は簡単な体験談を。 先日、音楽評論家の平岡拓也先生と銀座で一日ご一緒させて頂く機会がありました。 平岡大先生( @takupon68 )と一日中ご一緒させて頂く名誉を得ました!念願の葉巻入門も果たすなど pic.twitter.com/pv7nHY1…

お題記事「本棚の中身」 - 雑記

こんばんは、茅野です。 今週のテーマが面白そうだったので、今回は珍しくお題記事を。 今週のお題は「本棚の中身」。当方は読書家というわけでもありませんが、本を読むのも好きなので、本棚の一部を公開してみようと思います。 単に自分の本棚を晒すだけな…

ガデンコ『皇太子ニコライ・アレクサンドロヴィチ』⑵ - 翻訳

こんにちは、茅野です。 先日は弾丸で滋賀旅行に行っていたりしました。歴オタ(戦国史)ともだちの同行だったのですが、詳しいオタクの解説を聞きながらの城址巡りはまた乙ですね。わたしも聖地巡礼がしたい! さて、今回は、ガデンコの『皇太子ニコライ・…

ガデンコ『皇太子ニコライ・アレクサンドロヴィチ』⑴ - 翻訳

こんばんは、茅野です。 五月も終わろうとしている事実に戦慄しております。 さて、今回から新連載を開始致します。 前回は、ヴラジーミル・ペトローヴィチ・メシチェルスキー公爵の『回想録』を読むシリーズを連載していたのですが、先日めでたく完結致しま…

メシチェルスキー『回想録』1865年36節 - 翻訳

こんにちは、茅野です。 寒暖差が激しい今日この頃、皆様もお身体にはお気を付けください。 さて、今回は、いよいよ最終回!メシチェルスキー公の『回想録』を読むシリーズ第七弾です。 ↑ 第一回はこちらから。 奇しくも前回の「限界同担列伝」シリーズも全…

METライブビューイング『ドン・カルロス』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 最近バレエばかり観ているような気がしているので、オペラも色々鑑賞したいところ。 そんなわけで、先日、メトロポリタン歌劇場ライブビューイングの、フランス語・五幕版『ドン・カルロ(ス)』を鑑賞して参りました! ↑ 今シーズン…

帆船模型「ウーヴァレン」襲来 - 雑記

こんにちは、茅野です。 最近オタ活を愉しみすぎている気がします。最高の推しを持てて幸せなオタクですね。 さて、今回は短い体験談を。わたしの趣味の研究対象推しロシア帝国皇太子ニコライ・アレクサンドロヴィチ殿下のリサーチをしていたら、なんと、彼…

超夜行性が一ヶ月規則正しい生活をしてみたレポート - 雑記

こんばんは、茅野です。 今回は、弊ブログにしては少々珍しいタイプの記事を書いてみようと思います。 突然ですが、わたしは筋金入りの夜行性です。小学生高学年の頃から夜型の生活を好み、早10年。「ドラキュラ」の渾名を恣にし、可能な限り太陽の光を避け…

メシチェルスキー『回想録』1864年33節(後編) - 翻訳

こんばんは、茅野です。 もう梅雨入りでしょうか? 信じられない……。 さて、今回は、メシチェルスキー公の『回想録』を読むシリーズ第六弾です。 ↑ 第一弾はこちらから。 第六弾となる今回は、前回の1864年編第33節の続きになります。 前回は、オランダのス…

新国立バレエ『シンデレラ』 2022/5/3 Matinée

おはようございます、茅野です。 今年のゴールデンウィークはバレエ三昧、プロコフィエフ三昧です! 昨日は、先日の東京バレエ『ロミオとジュリエット』に引き続き、『シンデレラ』にお邪魔して参りました。 ↑ 先日の分のレビュー。 従って今回は、新国立バ…

東京バレエ『ロミオとジュリエット』 2022/04/30

こんにちは、茅野です。 ゴールデンウィークですが、皆様は如何お過ごしでしょうか。わたくしはバレエ三昧です。やったー! レビューを書くのが(わたくしにしては)遅れてしまいましたが、一昨日、東京バレエ団さんのクランコ版『ロミオとジュリエット』、…

メシチェルスキー『回想録』1864年33節(前編) - 翻訳

こんにちは、茅野です。 未だ4月にも関わらず、冷房が必要なほどの熱気に包まれております。どうしたことでしょう。どこへ、どこへ去ったのか、我が適温の春の日々よ……。 さて、今回は、メシチェルスキー公の『回想録』を読むシリーズ第五弾です。 ↑ 第一回…

映画『林檎とポラロイド』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 先日、映画館で映画を二本梯子しました。普段そこまで映画を観ないことに加え、最近は映画を観たらレビュー記事を書くようにしていることもあって、梯子するのはもしかしたら初めてかもしれません。いやでも、大変楽しかったですね。…

映画『親愛なる同志たちへ』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 いつも以上に暗いニュースが続いている今日この頃。国際ニュースは毎日観ているのですが、心が重たくなるので、最近は必要最低限に留めるようになりました。 特にウクライナでの戦争が心を沈ませますが、そんなタイミングで日本公開…

生と死のオレンジ - 神話と文化雑記

こんにちは、茅野です。 もう大分桜の花は落ちてしまいましたが、花の季節・春はまだまだ続きます。 購入から大分経ってしまいましたが、この間、L'OCCITANE さんで『ネロリ & オーキデ』の限定版の香水を購入しました。 「オレンジの花(ネロリ)」に誘われ…

メシチェルスキー『回想録』1863年31節 - 翻訳

こんばんは、茅野です。 明日4月12日はユリウス暦での殿下の命日です。実に157回忌。今でも歿地となったニースでは、命日に追悼ミサを行うそうです。是非とも一回参加したいですね。 というわけで今回は、メシチェルスキー公爵の『回想録』を読むシリーズ、…

メシチェルスキー『回想録』1863年25節 - 翻訳

こんにちは、茅野です。 もう三月も終わろうという事実に慄いております。時の流れの速さよ。 さて、今回は、メシチェルスキー公の『回想録』を読むシリーズ第三弾です。 ↑ 第一弾はこちらから。 第三弾となる今回は、前回の1863年24節の続き、1863年25節で…

小澤征爾音楽塾『こうもり』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 今週は観劇三昧ということで、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトの『こうもり』にお邪魔してきました! なんと、今週四回目の東京文化会館……。 ↑ 三日間通ったもの。初日のレビュー記事です。 折角なので、今回は、こちらの公演に…

映画『シラノ』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 今週は観劇の予定で埋まっております。仕合わせなことです。 昨晩はと言いますと、公開終了間近の映画『シラノ』を鑑賞して参りました! 原作の『シラノ・ド・ベルジュラック』が好きなのですが、映画をやっているという情報を得るの…

メシチェルスキー『回想録』1862年22節, 1863年24節抜粋 - 翻訳

こんにちは、茅野です。 ずっと机に向かっていると腰が固まってくる年頃になってきました。オススメの腰痛改善グッズなどご存じでしたら教えて下さい。 さて、今回は先日より連載を開始したメシチェルスキー公爵の『回想録』を読むシリーズ、第二弾です。 ↑ …

メシチェルスキー『回想録』1861年19節抜粋 - 翻訳

こんばんは、茅野です。 三月も後半なのに降雪の東京です。こんな日は引きこもって記事を書く以外にないですね。 さて、わたくしはロシア帝国皇太子ニコライ・アレクサンドロヴィチ殿下について調べるのが好きで、幾つか記事を書いているわけですが、最近、…

シュトゥットガルト・バレエ・ガラ 2022/3/21

おはようございます、茅野です。 シュトゥットガルト・バレエ・ガラ、千秋楽・3日目です! しかしながら、ご承知のように、我々にとってはかなりショッキングな出来事が……。 ↑ Cプログラム。 『オネーギン』が抜けた……だと……?? 『オネーギン』一筋7年のオ…

シュトゥットガルト・バレエ・ガラ 2022/3/20

おはようございます、茅野です。 シュトゥットガルト・バレエ・ガラ、二日目です! もう半分以上終わってしまったとは……、余りにも早すぎます。信じたくない。 『オネーギン』ある所に我有り。というわけで、今回も、シュトゥットガルト・バレエ・ガラ、2日…

シュトゥットガルト・バレエ・ガラ 2022/3/19

おはようございます、茅野です。 いや~、やって参り参りましたね、シュトゥットガルト・バレエ・ガラ! 本来は『眠りの森の美女』『Mayerling』全幕上演の予定のところが、コロナの影響で『オネーギン』へと変更になり、更にガラへと変更になるという紆余曲…