世界観警察

架空の世界を護るために

映画・ドラマ

映画『ロスト・キング』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 もう10月ですって。信じられません。しかし気温は8月級です。どうなっているんだ。皆様、季節の変わり目ですので殊更お身体にお気を付け下さい。 先日は、最強の歴史オタクがオタ活する映画こと、『ロスト・キング』を拝見しました。…

映画『エリザベート1878(Corsage)』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 晩夏の観劇ラッシュ・第四弾は映画です。来週までは高頻度で劇場通いをする予定です。 最近映画は Filmarks というアプリでレビューを纏めているのですが、長くなりそうなものは従来通りブログの方で。 本日は、楽しみにしていた映画…

映画『古の王子と3つの花』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 暫くレビューラッシュが続きそうです。おかしい……オフシーズンに入ったはずなのに……。真夏の暑さを、劇場に入り浸ることで解決していきましょう。 今回は映画です。先日は『古の王子と3つの花』にお邪魔しました。フランス製のアニメ…

映画『サントメール』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 先日、Filmarks というアプリを導入したので、映画のレビューはそちらですることにしても良いかなあ……と思ったりしました。 ↑ 現在上映中の映画、一応こちらで雑感を書いています。 しかし、「これは記事にせねば……」という映画も色…

映画『青いカフタンの仕立て屋』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 早くも7月突入で御座います。東京は最高気温37℃とか抜かしておりますが、正気でしょうか。熱帯すぎる……。 猛暑の中でこそ、暑い(というよりも寒暖差が激しい)地域の映画を観ましょう(?)。というわけで先日は、映画『青いカフタ…

映画版『幻滅』(2021) - レビュー

こんばんは、茅野です。 冬日だと思ったら今度は炎天下も斯くやという気温に。育てているオレンジが枯れたら嫌なので、安定していてくれ、気温よ……。 さて、本日は満を持して、オノレ・ド・バルザック原作、映画版の『幻滅』にお邪魔しました。 ↑ 相変わらず…

アニメ『ROAD TO THE TOP』のオペラトークを解析する - 『ウマ娘』考察

こんばんは、茅野です。 わたくしは普段近代(19世紀)を追いかけているので、所謂「現行ジャンル」を追った経験が無く、「次回を待つ」という初めての体験をしました。正気を失わずに連載を待てるということは才能なのだと、皆様に是非ともお伝えしたい次第…

映画『エッフェル塔』(2021) - レビュー

こんばんは、茅野です。 東京は嵐で御座いますが皆様ご無事でしょうか。我が家では強風で鉢植えが倒れたりしております。避難避難……。 今回は映画のレビューを。 先日は映画『エッフェル塔』の最終回にお邪魔しました。 ↑ いつも通り駆け込み。 一応フランス…

映画版『かもめ』(2018) - レビュー

こんばんは、茅野です。 東京は数日間雨の予報。春が近付いてきている証拠でしょうか。花が落ちないとよいのですが。 お天気もご機嫌斜めということで、週末は引きこもることに。というわけで、自宅で映画版『かもめ』を観ました。 かもめ(字幕版) アネット…

映画『危険な関係』(1959) - レビュー

こんばんは、茅野です。 先日、盛大にスマホを破壊しまして、修理に出していました。新品同様で戻ってきましたが、修理費が高い。もうバカをやらないようにしたいと思います。いや、正にこれは事故、そう、事故でしてね……(言い訳)。 それにしても、最近の…

映画『赤と黒』(1954) - レビュー

こんばんは、茅野です。 ほんとうにレビューを書くのが苦手で、寧ろ気が重いくらいなのですが、弊ブログの「レビュー」カテゴリが三桁に到達しそうです。わたくしが一番驚いております。マジか。 一向に執筆が上手くなる気配がないことだけが懸念です。 とい…

映画『美女と野獣』(1946) - レビュー

こんばんは、茅野です。 何事も、取り敢えず手を付けることが肝要です。やり始めれば、モチベーションが低くとも、意外と続くもの。それは当然、物書きに関しても同様です。 というわけで、続けて、苦手意識が拭えないレビュー記事を。 「ジャン・コクトー映…

映画『オルフェ』(1950) - レビュー

こんばんは、茅野です。 今後どんどん冷え込むそうなので、お身体にお気を付け下さい。 最近は「ジェラール・フィリップ映画祭」に通っているのですが、今回は別の映画祭に潜入。「ジャン・コクトー映画祭」です。20世紀中頃のフランス映画、流行っているの…

映画『パルムの僧院』(1948) - レビュー

こんばんは、茅野です。 個人的には、昨年12月頃から、謂わば「オタ活情勢」が白熱しておりまして、年始からまた蛮勇行動に手を染めております。皆様は素敵な年始を過ごされたでしょうか。そうであることを願います。 さて、今回は映画レビューです。「ジェ…

映画『モンパルナスの灯』(1958) - レビュー

こんばんは、茅野です。 昨日、4回目のコロナワクチンを受けました。どうせ副反応で外にも出られないし、本日は文字書きをするぞ! と思っていたのですが、意外にも朝から日中に掛けて39度まで熱が上がってしまい、生産性に欠ける一日となってしまいました。…

映画『肉体の悪魔』(1947) - レビュー

こんばんは、茅野です。 レビューを書くのには苦手意識があると日々申しておりますのに、いつの間にやらブログの記事カテゴリーの最上位に位置しております。どうしてこうなった。 今年の春頃から、拝見した舞台芸術については、短くても一筆やろうと心懸け…

映画『ソウル・オブ・ワイン』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 レビュー執筆マラソンは終わったはずなのに、11 月の観劇分で継続しております。そんなこんなで 11 月も半ば。なんということだ。 というわけで、先日出向いたのは劇場ではなく映画館。映画『ソウル・オブ・ワイン』を鑑賞して参りま…

映画『新章 パリ・オペラ座』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 人生の指針の一つとして、「迷った時は活動量が多い方を選ぶ」ことにしているのですが、このことによって、基本的には物事が好転することが多いものの、余計なことに首を突っ込んで自爆することもしばしば。 皆様は迷った時は何を基…

映画『魂のまなざし』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 普段あまり映画は観ないのですが、珍しく最近は映画や演劇をよく観ますし、観たいという意欲があります。主に19世紀の実在の人物や出来事を題材とした作品を好むのですが、お勧めの作品がありましたら気軽に教えて頂けると幸いです。…

映画『ソイレント・グリーン』 - レビュー

こんにちは、茅野です。 書き損じレビューを大量消化していくマラソンです。 一昨日の深夜、妙にスッキリと目が覚めてしまい、突発的に「何か映画でも観るか」と思い立ちました。そこで、試してみたのが『ソイレント・グリーン』です。 ソイレント・グリーン…

映画『林檎とポラロイド』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 先日、映画館で映画を二本梯子しました。普段そこまで映画を観ないことに加え、最近は映画を観たらレビュー記事を書くようにしていることもあって、梯子するのはもしかしたら初めてかもしれません。いやでも、大変楽しかったですね。…

映画『親愛なる同志たちへ』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 いつも以上に暗いニュースが続いている今日この頃。国際ニュースは毎日観ているのですが、心が重たくなるので、最近は必要最低限に留めるようになりました。 特にウクライナでの戦争が心を沈ませますが、そんなタイミングで日本公開…

映画『シラノ』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 今週は観劇の予定で埋まっております。仕合わせなことです。 昨晩はと言いますと、公開終了間近の映画『シラノ』を鑑賞して参りました! 原作の『シラノ・ド・ベルジュラック』が好きなのですが、映画をやっているという情報を得るの…

意志を持つエウリュディケ - 現代のオルフェウス神話

こんにちは、茅野です。 わたくしが Nintendo Switch を購入したということを知った友人らがオススメソフトをそれぞれ贈ってくれるのですが(ありがとうございます)、先日はクリスマスプレゼントにと『あつまれ どうぶつの森』を頂きました。もういよいよゲ…

映画『ミラベルと魔法だらけの家』 - レビューと考察

こんばんは、茅野です。 最近は映画を観たら、何だかんだでレビュー記事を必ず書かなくてはならないことになっているような気がします。ブログ書きとしては良いことかもしれません。 さて、というわけで今回は映画のレビューと軽く考察を。年始、我ながら大…

映画『ほんとうのピノッキオ』 - レビュー

こんばんは、茅野です。 近頃は DTM(デスクトップミュージック)に再燃しております。文字を書くのも楽しいですが、音符を書くのも楽しいものですね~。クラシックとゲーム音楽が主ですが、色んな曲を耳コピ・アレンジして遊んでいます。近々投稿できるよう…

映画『星の王子さまと私』(2015) - レビュー

こんばんは、茅野です。 最近は『星の王子さま』マラソン(=派生作品全履修)の構えです。昨年はドストエフスキーの『罪と罰』で同じことをしていました。普段はマイナー作品にばかり慣れ親しんでいるわたくしですが、一度本腰を入れて勉強しようと構えると…

『モアナと伝説の海』を環境学と神話学の視点から観る - 映画考察

こんにちは、茅野です。 最近は柄にもなく、最大手ジャンルに参入したりしています。普段はマイナージャンルの極北を生活圏にしているので、たまに我に返り、「わたしは今、一体何を……?」と考えたりしています。 今回はなんと、最大手の代名詞とも言うべき…

映画版『罪と罰』(1970) - レビュー

こんにちは、茅野です。 卒論を書いたり出したり色々していました。もうそんな時期なんですね。なんとかなりました。題材はゴッチゴチの厭世デカダンなフランス戯曲です。わたしは「自殺教唆戯曲」と呼んでいました。精神を病んでいる人にあれを勧めると自殺…

ドラマ版『現代の英雄』(2006) - レビュー

こんばんは、茅野です。 夏は全然記事を書けなかったので(理由はこちらに書いています)、秋になってゴリゴリ執筆しております。やっぱり文字を書くってたのしいですね~! オススメの趣味です。コロナ禍でも問題無くできます。是非どうぞ。 先日、光文社古…