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舞台版『罪と罰』(2019) - レビュー

 こんばんは、実は中学・高校6年間演劇部所属で、現在近世・近代フランス戯曲(演劇の台本)を専攻している茅野です。

どうでもいいですが、演劇部時代は何故か殺人犯の役ばっかり演じていました。サイコパスの役が似合うらしいです、勘弁してください。一番舞台上で人を殺したのは、ユダヤ問題の啓蒙演劇みたいな演劇に出演した際のナチの高官役ですね(白目)。プロパガンダ演説のシーンの長台詞が大変でした。ラスコーリニコフ君は演じたことないです。

 

 さて、今回は「罪罰マラソン」第二弾、ということで、2019年にBunkamura シアターコクーンで上演されていた、舞台版『罪と罰』の映像を鑑賞したので、レビューを書いていきたいとおもいます。

 先に申し上げておきますが、恐ろしく長いです。お急ぎの方は目次のリンクからお目当ての項だけどうぞ。お付き合いの程、宜しくお願い致します。

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「罪罰マラソン」記事 第一弾・ドラマ版(2007)のレビューはこちらから。マラソン概要、『罪と罰』に於けるペテルブルクの詳しい話などもこちらにあります。↓

 

 

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