世界観警察

架空の世界を護るために

ドラマ版『罪と罰』(2007) - レビュー

 こんにちは、茅野です。

夏休みが終わり、秋学期に突入しましたが、寧ろある程度課題や仕事がある方が生産性が生まれるというのは皮肉なことです。なんでしょうね、オン・オフのメリハリがハッキリするからなんでしょうね。

 

 今回は、「罪罰マラソン」と称しまして、本国ドラマ版『罪と罰』を観たので、そのレビューを書いていこうとおもいます。宜しくお願い致します。

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↑このパッケージ、夜中に観ると結構怖い。 

 

同じドストエフスキー作品ドラマ化作品である『悪霊』のレビューはこちらから。↓

sylphes.hatenablog.com

 

 

前書き - 罪罰マラソン

 前置きが長くなる気がしたので章立てしました。興味がある方だけ読んで頂ければ結構です。

 ここでは、今回の企画「罪罰マラソン」について解説します。「罪罰マラソン」は、わたしが勝手にそう呼んでいるだけなんですけれども、世に出回っている同題の作品を漁ろうという企画で、今回は、原作・ドラマ版・舞台版を鑑賞しました。又、補強として論文も複数読むなどしました。一気に深掘りすることで知の地盤を固めよう、という考えです。わたしはこういう行為が大好きで、一昨年は『Mayerling』(バレエ作品)を掘っていたりしました。

何故「マラソン」なのかというと、ご存じの通り、長い!! 長いからです!!!(迫真)

原作に10時間程、ドラマ版は7時間弱、舞台版は3時間半と、一周するだけで20時間くらい掛かり、ました、かね……。これはもう「マラソン」と称するほかない。しかも、こういう記事を書くとなると、読み直したり、見直したり、考えたりという作業も入るので、相当ハードな試みです。でも、まあ、授業・課題・仕事がある中、一週間で終わらせました!(満面の笑み) 意外となんとかなるもんですね。睡眠時間がなくなりましたけど。楽しいですよ! なんたって面白いですし。オススメしておきます。

 

 では、何故『罪と罰』なのか、という問いなのですが、理由は複数あります。

 まず、コロナ禍で、文学界隈では『罪と罰』がよく取り上げられるようになったことが挙げられます(ご存じの通り、『罪と罰』のエピローグ2では、疫病の蔓延についての話があります)。

 第二に、某文学・哲学系の研究会の面々でお茶したときに、「読書初心者に勧めるなら何?」という議題で話し合って、『罪と罰』が挙げられたことにあります。わたしは、「長いから初心者向きではないのでは」と反対したのですが……(仏語学徒なので、個人的には仏文入門ド鉄板・カミュを挙げておきました)。面白かったのは、読書愛好家の皆様はだいたい『罪と罰』なんて大古典は中学生くらいの頃に読んでいて、内容がうろ覚えだということもしばしばなのですが、リザヴェータの殺害を結構忘れている人が多いということですね。確かに、原作では、リザヴェータの殺害についてあまり触れられないんですよね。彼女を殺害したことがラスコーリニコフの良心、知性に訴えかける事象の切っ掛けの一つだというのは明白ですが、多くの研究者が仰っているように、「意識の隅に追いやられている感覚」というのは実際にあり、一般読者からしても印象が浅いようです。これは興味深いですね。

 第三に、これは次の記事で触れますが、「敢えて、この時期に」、舞台版を観ようという鑑賞会が勃発したからです。それまでに原作とドラマ版を履修しておきたかったんですよね。メディアミックスの醍醐味は、比較検討にあるのだ。

 第四に、露文界隈では「噂の」亀山訳を読んでみたかったということもあります(※圧倒的に読みやすいとされる一方、誤訳・解説での誤りなども指摘されています)。 光文社から出ている三冊とドラマ版、一気に買ったので1万円吹っ飛びました。でも1万円でこれだけ遊ばせて貰ったならコスパいいですよね、よくないですか? わかりません。

 

 以上、罪罰マラソン概要でした。一緒に走ろう罪罰マラソン

では、本題に入って参ります。

 

キャスト

ロジオン・ラスコーリニコフ: ヴラジーミル・コシェヴォイ

ソフィア・マルメラードワ: ポーリーナ・フィロネンコ

ポルフィーリー: アンドレイ・パニン

セミョーン・マルメラードフ: ユーリー・クズネツォフ

アルカージー・スヴィドリガイロフ: アレクサンドル・バルーエフ

ドミトーリー・ヴラズミーヒン: セルゲイ・ペレグドフ

アヴドーチヤ・ラスコーリニコワ: カテリーナ・ヴァシリエワ

監督: ディミトリー・スヴェトザロフ

音楽: アンドレイ・シグル

 

総評

 当たり前ですけどね(?)、よいですよ!!!! 本国だと、わたしのような「うるさい」ファンも多いからなのか、本国製ドラマはほんとうに原作に忠実ですね! オタクに優しい。「原作をそっくりそのまま映像化しました」という感じで、観ていて非常に安心感があります。配役にも全く違和感がなく、正にイメージ通り。ありがとうございます。

但し、終始鬱々としていて劇的な場面も限られるので、一気に観ようとなると相当大変かと存じます(※7時間弱)。わたしも流石に二日に分けました。しかし、特に原作を知っているとなると、「前回の話はどこまでだったっけ?」と混乱しやすいので、注意が必要です。改めて、よく映像化してくれました。

 又、音楽が非常に少ないのが特徴です。メインテーマのイントロにはびっくりしますけどね、ええ(※聴けばわかりますが、大分インパクトある出だしです)。重要な場面でメインテーマの変奏が流れる程度で、あとはほぼ音楽なしです。それだけに、物語に集中できる節はありますが、如何せんメリハリに欠ける気もしますね。

 

1865年のペテルブルク

  『罪と罰』で、主役とも言われる帝都ペテルブルク。霧深き人口都市ペテルブルクなくして、物語は始まりません。

ちなみに、1865年前後の欧州文化情勢はこんな感じです。オレンジのハイライトがロシア関係です(カラーリングは光文社様リスペクト)。

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↑とうとう年表まで作り始めた筆者。どこまでオタク街道を爆走するつもりなのか。

 

 帝政ロシアでは、ご存じのように、1861年農奴解放に代表される「大改革期」にあり、政情不安定でした。放火も多く、自殺率も跳ね上がっていた時期です。これは大変よく指摘されていることなのですが、わたくしからはまた別の視点でも一点申し上げたいとおもいます。

年表にあります通り、1865年4月にはリンカーン暗殺という悲劇もあるのですが(どうでもいいですが、筆者はアメリカ留学でリンカーンの名を冠する大学にいました)、もう一つ訃報がありまして、それが多少なりとも影響しているのではないか、ということです。

それが、我らが帝政ロシアの皇太子殿下。「ロシアの希望」「完成の極致」と呼ばれ、その化け物じみて優秀な頭脳から将来を嘱望された方ですが、結核髄膜炎に冒され21歳の若さで急死してしまいます。それが1865年4月というわけです。詳しくはこちら↓

sylphes.hatenablog.com

↑二年前にハマって色々リサーチしてます。ニクサ様(愛称)はいいぞ。

 

 「ドストエフスキーといえば反体制派」みたいなイメージも強いかとおもいますが、『罪と罰』執筆の5年後に、ニクサ様の弟であり後のアレクサンドル3世に手紙を書き、文通しています。ちなみにアレクサンドル3世はかなりの文学好きで知られていて、ドストエフスキーのことも敬愛していたようです。もしニクサ様が亡くなることがなければ、文通の相手は彼だったかもしれません。

 そういうところも、特に1865年の鬱々としたペテルブルクの雰囲気に関係していたのではないかと考えたりしました。ちなみにですが、ニクサ様は1865年で21歳(9月に22歳になるはずでした)。ラスコーリニコフは1865年7月で23歳。同年代……なんですよね……。皇太子と貧乏大学生という、ヒエラルキー的に言えば正反対の二人ですが、ペテルブルクで法学を学んでいることは共通している。何だか色々考えてしまいますね。

 

……という豆知識(?)はさておき、ペテルブルクの描写です。ドラマ版『罪と罰』では、意外と街中の描写は少ないですね。フォンタンカ川、エカテリーナ運河の辺りが少し映る程度でしょうか。引きで映るのは、ここくらいです↓。ネヴァから聖イサアク大聖堂の方を見るような構図でしょうか。f:id:sylphes:20201022193243p:plain

ちなみに、現在でもあまり街並みは変わっていません。違いは車が走っていることくらいです。

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↑宮殿橋。筆者撮影(2017/9)。

実際に歩いたことがあると実感が湧きますね。う~~む、帝政ロシア、行きたい。

 引きで見ると美しいが、近くで見ると意外と煉瓦が痛んでいたり、寂れた感じがする……というのもまたペテルブルクらしい。ドラマ版では、室内のシーンが多いですが、内装の禿げ具合は凄い。

 

 街並み自体は現在と大差ない1865年のペテルブルクですが、街行く人々の様子、治安は大分差がありそうです。現在のペテルブルクも、お世辞にも治安がよいとは申せないのですが(1週間弱の滞在でスリに3回ほど遭いかけた顔)、当時は原作で幾度も描写されるように、まるで熱病に浮かされたかのような異様な空気感、逃れがたき貧困の底に落ちた多くの人々は当時特有のものでしょう。酒場、乞食、流しの歌など、よく表現されています。暑い夏とだけあってか、大きな蠅が大量に湧いているところも、キリスト教世界・聖書と深い関係のあるドストエフスキー作品らしく、又、世紀末らしい。

 治安が悪さや室内の感じは、チャールズ・ディケンズバルザックの世界を彷彿とさせます。当時はロンドンもパリもペテルブルクも、大差がなかったということでしょうか。

ラスコーリニコフの狭すぎる部屋も凄くよかったですね。原作通り「歪んで」いて、天井が異様に低く、帽子を被ったまま入ろうとすると必ずドアにぶつかってしまうという……。ほんとうにベッドと申し訳程度の机と椅子、窓しかなく、たしかにこんなところに閉じこもっていたら息が詰まって気が病みそうです。なんなら刑務所より酷いのではないか……。

 

ラスコーリニコフ

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見てください、このビジュアル。どう見たって解釈一致です。

「髪はぼさぼさ、頬は痩け、無精髭だが美青年」。なるほど……なるほど!!!

たいへん綺麗な緑色の目をしているのですが、作中では終始所謂「死んだ魚の目」をしています。殺人を犯したときの見開かれた瞳の色にはご注目ください。

よれたコートになで肩、そして自信なさげという訳ではないが物憂げな後ろ姿と歩き方! 解釈一致です。なんかラスコーリニコフ君すごいなで肩のイメージなんですよね……何故でしょうね? そうおもいませんか?(偏見)

ドラマ版はリビングで観ていたのですが、通りすがった家人が液晶を一瞥し、「そいつがラスコーリニコフでしょ」と言いました。一瞬ですぐにわかるこの「ラスコーリニコフ感」。傑作です。

 

 又、ドラマという特徴を活かし、ナレーション方式での心情独白のような場が多くあるのですが、そこでの喋り方も大変よいですね。自尊心は高いが、あからさまに尊大なわけではなく、低く素っ気ない喋り方だが、ぶっきらぼうだったり自信なさげなわけではない。そのバランスが絶妙です。

 

 ご存じの通り、ラスコーリニコフ君は作中何度も気絶しますが、それはドラマ版でも健在です。数え方にもよるのですが、「ギリギリ踏みとどまる」ところも数えると、気絶する回数は10回でした(気絶カウンター)。

一番重要な気絶(?)である、警察署での卒倒ですが、ここがやはり一番演出としてもいいですね。人の話し声が遠くなってエコーがかかったようになり、壁に手を掛けて身体を支えようとするも、ずるずると崩れ落ちてしまう……。

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↑正に膝から力が抜け落ちるその瞬間を捉えた躍動感あるスクリーンショット。ところで、髪が綺麗ですね。

意識がなくなると、暗転して場面転換になります。その直前はゆっくりと目を閉じるものが多いのですが、これが「気絶」の前触れであると気付くのは少々難しいかもしれません。原作にあるのでわかる、という具合です。

 

 また、エピローグのシベリア編も少しだけ描写してくれます。CG感が凄いのが玉に瑕ですが()、頭を丸めたラスコーリニコフとソーニャが二人で広大な大地を眺める様は圧巻です。

 

 『罪と罰』は、あくまでラスコーリニコフが物語の中心であり、ほぼ常に彼に視線が注がれます。ヒロインのソーニャですら、いつになったら出て来るんだと大分焦らされます。従って、映像化に際しては、ラスコーリニコフの存在が作品全体の完成度を左右すると言っても過言ではありません。その意味に於いて、このドラマ版は成功していると言えるでしょう。

 

 ちなみに、ヴラジーミル・コシェヴォイ氏は、他に帝政ロシアものだと『グレゴーリー・R』というラスプーチンの伝記映画でフェリックス・ユスポフ役を演じていますね。そちらだと、「ちゃんとかっこいい」です。

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↑鼻の形と額の角度が凄い。
 

ソーニャ

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 これは『罪と罰』で最も有名(?)な聖書を読むシーンですが、このあどけなさと言ったら! 「女性」というより、「少女」「こども」でしょう。ううむ、解釈一致……。そして大変かわいい。

ラスコーリニコフと並ぶと、そのあどけなさは大変際立ちます。

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↑「こども」と「大人」という対比に見える。

 

 薄化粧に色素の薄い唇、絶えず不安げに揺れ動く眼差し……。抱き締めたくなっちゃいますね。

 

 そんなソーニャですが、マルメラードフが亡くなる場では、「娼婦の姿」で登場します。これが、また、凄まじいのです。

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↑えっ、どちらさま……。

 同一人物とは思われません。この、圧倒的な「似合ってなさ」! そう、これが大事なのです。似合っていたらダメです。この「違和感」が、ソーニャには必要です。

 それにしたって、この出で立ち! 17世紀のフランスですか。その付けぼくろ、まだ流行っていたんですか? それとも、わざと「時代に乗り遅れている」感を演出しようと……??

 

ポルフィーリー

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予審判事ポルフィーリーは、お馴染みの顔アンドレイ・パニン様です!

シャーロック・ホームズ』でワトソン役を務めておられましたし、露文ドラマだと『モルヒネ』などに出演されています。名優で知られていますね。

ポルフィーリーに関してだけは、外見の特徴などは原作から離れますが、それを演技力で補っております。この「タヌキ感」、老獪さ、絶対に逃げられなそう。

特にラスコーリニコフを呼び止めるとき、最初に「あ~……、」と考えながら話す "演技" をしている感じ、たまらないです。

 

ラズミーヒン

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終始暗い『罪と罰』に於ける太陽とも言うべきラズミーヒン君ですが(ラスコーリニコフ君、太陽におなりなさい)、人柄の良さがよく出ています。こういう友達が欲しい。

早口で雄弁に語りかけてくれます。若者らしさがすごい。

 

ちなみに、原作でも読者の度肝を抜く伝説の赤ちゃんプレイ(?)は健在です。よくぞやってくれた。

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↑『ネートチカ・ネズワーノワ』に代表されるように、ドストエフスキー御大ってたまに同性愛っぽいの書きますよね。ラズミーヒンがドゥーニャに惹かれるのは、兄ロージャに似ているからなのでは? ……ちなみに、ドラマ版『悪霊』も凄いぞ。

 

ドゥーニャ 

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芯の強さがよく出ているドゥーニャ。見ていて気持ちが良いレベルです。但し、男勝りだったり気が強いわけではなく、少女なのです。

しかし、ラスコーリニコフ君には似つかないな……という印象も受けます。ラスコーリニコフ兄妹が似ているものってあんまり見かけない印象ですね。

 

カテリーナ

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怒ったり悲しんだり発狂したり亡くなったり……と、演技力が問われるカテリーナさん。

マルメラードフ家の「限界」っぷりは凄まじいです。悲惨です。カテリーナさんが汚れた鏡を前に眉を描くシーンなんか心がざわざしますね。追善供養の場では、どうしても堪えきれないといった風に流れ出る涙が美しいやらなんやら……。

 

そして発狂したシーンも凄い。取り敢えずこどもたち含めてメイクが凄い。

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大道芸人といえど……何世紀ですか、マルメラードフ家……。

 

 唐突に笑い出すとか叫ぶとか、そういった「目に見えた発狂」ではなく(いや、メイクは凄いですが)、冷静に受け答え出来るけれども確実に「狂っている」、その塩梅がよいです。

 

スヴィドリガイロフ

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貧困が大きなテーマの一つとなる『罪と罰』で、ある意味で「真っ当な紳士」と言えるスヴィドリガイロフ。出で立ちは一番しっかりしていますが、頭の中身の程はどうか。

わたしはプーシキンレールモントフ期の方がなじみ深いので、必然的に上流階級の生活の方が理解があり、謎の安心感がありました。

 

 登場人物のなかでも圧倒的に低いバスの声、自嘲的な笑み、余裕ある立ち振る舞い、……異様な存在であることがよく表されています。ロシア語と低い声って相性いいですよね。わたしもバス・バリトンの声帯を手に入れたかった。

 

その他

ザメートフ君もめっちゃ解釈一致するので見てください。

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なんですかこの黒髪真ん中分け。THE お役人。よい。

 

 ルージンの寝るときの頭で笑いました。巻いてるんでしょうかね。

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シュールすぎる……。ルージンのイヤな奴感も凄くよかったですね。とっっってもウザい(※褒めてます)。どうでもいいですが、オペラ映画版のオネーギンにちょっと似てる。いや、似てるとか思いたくないですけど……いやでも『ルージン』といえば……(※別のキャラクターです)。

 

最後に

 こんなことろでしょうか! いつの間にやら7000字超え。余計な話を書きすぎなんですよね、仰る通りです。通読ありがとうございました。

ロシア文学の本国ドラマ、とにかくクオリティが高いし、原作通りなのでオススメです……。だいすきです。入手困難なのが玉に瑕ですが、『罪と罰』は日本で特に人気とあってか、Amazonで買えますので、是非この機会にご鑑賞くださいませ。

 「罪罰マラソン」記事はまだまだ続きますが、ドラマ版2007のレビューはこれにて締めさせて頂きたいとおもいます。それでは!