こんにちは、茅野です!
ボリショイ・バレエ ライブビューイングで『現代の英雄』をやるそうですね。わたしも昔に映画館で観ました。是非楽しんで下さい。
↑ かっこいいですよね……わかる……。
ところで、わたくし、原作の『現代の英雄』の大ファンなのです。一番好きな小説と言っても差し支えない。大好きです。
しかし、この『現代の英雄』、すっっごく難しいんですね。粗筋を説明するのですら一苦労。又、その真の魅力は "緻密な設計" と "心理描写" にあるため、この良さは原作を読み込まないとわからないのです。もう騙されたと思って何でも良いから原作読んで貰っていいですか!?
↑ 光文社古典新訳文庫より新訳が出ました!!(一番上)。ありがとうございます……。買うなら今!
ちなみにドラマ版もいいぞ。原作が偉大すぎて、個人的にはバレエ版よりドラマ版より断然原作が素晴らしいと思うのですが、偉大なる原作と比べるからいけないのであり、ドラマ版もふつうにクオリティ高いです。イーゴリ・ペトレンコ氏扮するペチョーリンがめちゃくちゃかっこいい。
↑ "Finita la comedia!"
……が、コロナ禍で図書館が閉まっていたり、そもそも物理的に時間がなかったり、そんなに難しい小説を一から読むのは大変だ、というお話も尤もであります。ですので、今回は原作の簡単な解説を書いてみました。全22ページ。ダウンロードもできます。
このスライドは、元々、読書好きの友人と「一番好きな小説をプレゼンしあおうぜ!」というプレゼン大会をしたときに作ったもので、口頭説明込みを前提とした資料です。多少加筆しましたが、説明が疎かで分かりづらい点があったら申し訳ないです。
又、ほんとうに難しい小説なので、大好きながらも「何か読み違えてるんじゃなかろうか」とか、「これで伝わるだろうか」と戦々恐々としながら作りました。ほんとうはわたし如きが解説なんて大それたものを作るべきではないのだ。大好きな作品なので考察とかも書きたいのですが、無能なので相当頑張ったところで書けるかどうか……。頑張りたいです。
というわけでお手柔らかにお願いします……! 重ねて、ライブビューイング、楽しんで下さいませ。