おはようございます、茅野です。
この記事を書いていたらすっかり朝になってしまいました。なんということだ。
引き続き、モスクワの旅をお送り致します。
一日目のレポートはこちらから。
9/16 (土)
本日はまた聖地巡礼を再開。今度は文学ではなく、音楽方面を巡ります。
朝8時に起き、支度を調えて、出発進行。
朝食
最早来慣れたブーランジェリー。店員のロシア美女に顔を覚えられ、注文や会計後微笑まれるように。めちゃくちゃ可愛い。
↑サーモンとアボカドのオープントースト。
余談なんですが、ロシアの卵は日本と全然違います。黄身が淡いレモンイエローで、少し酸味があり、どろっとしていなくて、サラサラしているんです。
こういう違いも、面白いですね。
↑本日の愛らしいお客さんたち
Tatiana Larina
ホテルやブーランジェリーがある通りをぶらぶら。
歩いていると、見知った文字列が……。
↑タチヤーナ・ラーリナ。
そう! 我らが『エヴゲーニー・オネーギン』のヒロインの名ですね!!
なんだこれは……と思い、ggってみると、お洋服屋さんなんだとか。
↑色々な意味で興味あり。
さ、流石国民的古典……。本国に来て、それを強く思います。ここに住みてぇ~~。
楽譜屋、ноты
お土産でどうしても欲しかったものその2が、オペラ版オネーギンの楽譜です。日本でも買えなくはないのですが(銀座のYAMAHAなどで取り扱っています、いつもお世話になっております)、ロシアの方が安く手に入るためです。
楽譜屋の位置を確認してみると、なんとホテルから徒歩5分()。
相変わらず全てが密集しているモスクワであった。早速向かいます。
↑入り口が大変分かりづらい。外国人殺し。
中はこぢんまりとしており、所狭しとCDや楽譜が並んでいます。
土曜日であったことも相まってか、中には小さい子供達もたくさん。
中でも目を引くのが、バラライカ。とにかくデカい。
ロシアはでかいぜ、バラライカは三角だぜ~♪ (※「○と△の歌」)
↑一応リンクを張りましたが、特に深い意味は無いです。言ってみたかっただけ。
結局買ったのはこの二点。
↑オネーギンのボーカル・スコア(歌+ピアノ)と、ショスタコーヴィチのバレエ『明るい小川』のピアノ譜。
スコア譜は取り扱いがありませんでした。残念! というか、あったとしても凄い厚みになるだろうと思うので、持ち帰るのが大変だったかも。
購入する際、レジは大行列に。
列に並んでいる間、手持ちぶさたでキョロキョロしていると、レジ横に小物が沢山。
思わず「かわいい~~」なんて呟くと、わたしの後ろに並んでいたおばさまが目を丸くして、「日本人なの?(露)」と。
当方が肯定すると、「あらまあ、こんなところ、よく来たわね」なんてにっこり。
そこで、「ああそうか、”かわいい”はもう世界共通語になっているのね」と実感。しかし、「日本人だ」と名乗ると好意的に受け取って貰えるのは嬉しいなあ!
政治では日露関係はさして芳しくありませんが、国民的には受け入れられている様子。やったね!
わたしたちの会話が聞こえたのか、列に並ぶ他のお客さんも「音楽は国籍関係ないものね」と仰りにっこり。見て下さい、この本屋(二日目のレポート参照)での対応との違い!音楽は世界を繋ぐ!!(※微妙に根に持っている。ごめんなさい。)
心がほっこりする、楽譜屋さんでした。狭いお店を元気に駆け回っていたおちびちゃんたちは、将来のモスクワ音楽院生かもしれません。
プーシキン像
一旦購入した楽譜を置きに戻り(近いというのは大変便利である)、再出発。
目指すは再びレールモントフの家方面。というのも、こちら(赤丸)が気になったためです。
↑Monument to Mikhail Lermontov……?
えっ、そんなのあった? というか、その道通ったはずなんだけどな?? とおもい、もう一度確認してみることにしたのです。ミハイル・レールモントフ、どんだけ好きなんだよ、という感じですが、そもそも「上っ面の好き」程度じゃ聖地巡礼なんてしませんよ。やるからには、とことん。
ちなみにその上に見える「Dom Knigi Bookstore」が例のお店。ウッアタマガ。
その途中、通り道で噴水に囲まれた像を発見。
↑ん……?あれは……
↑プーシキンと妻ナターリア像やないかーい!
まさかの出会い。プーシキン像、ほんとうにそこかしこにあります。愛されてるなぁ……。
大使館
同じ場所に行くにしても、通ったことのない道を通ってみようと画策し、細い路地を選択します。
そうしたら、なんと大使館が続々と。
↑チリ大使館
隣り合っていたり、お向かいだったりと、その路地の多くが大使館でした。あまりに多いので写真を撮るのを諦めたほど。
やはり細い路地なので、ロシアとの関わりの少ない、南米や中東の国々が多かった印象です。
レールモントフ像
大使館ロードを抜けると再びレールモントフの家。
↑車が止まっているのがなんだかなぁという感じ。
大学生時代の仮住まいなのですが、簡単なカントリーハウス風でかわいい。わたしは窓になりたい。(最早オタク発言を隠せなくなってきた筆者)
そして、像を探します。この辺めっちゃ歩いたのにな……?
暫くうろついて、漸く発見。
↑見つけた~~~!!!
家方面(左奥)から見ると、めっちゃ草木に遮られています。死ぬほどわかりづらい。
いや、これロシアの税金で建ったわけですよね(たぶん)。わたしはその1ルーブルになりたい。というか貢ぎたい。自分の懐のお金で推しの像を建てたい。やはりロシア国民になって税金を納めるしかないのでは。
……と、好きなもののことになると完全に思考が麻痺してくる筆者なのでありました。
馬車
次なる目的地へ向け歩を進めます。
地図と照らし合わせながら暫く歩いていると、さもここにあるのが当然という顔でとんでもないものが置いてあります。
↑えっ、馬車?????
ふっつーーに街中なんですけれども。どうなってんだロシア。
これは所謂バギーとかカブリオレというタイプでしょうかね。って、鹿島茂氏が言っていた気がする(フランス古典読者)。
かなり年季が入っていることから、実際に長らく使われていたのでしょう。帝政ロシアみを感じる。
文化人アパート
さてさて、更に歩を進めてゆきます。
細い路地を通っていたのが、急に開けて、見えたものは……
↑でっっっか!!!!
一際大きな建物!
え~っと、ガイドブック、っと。(※「世界ふれあい街歩き」の真似です)
こちらの建物は「文化人アパート」。数多の文化人がここで生活したそうな。
アパー……ト……???日本とはアパートの概念が違うようです。これ、日本だったら都庁かな??国会議事堂かな??って感じですよ本当に。立派すぎる。
チャイコフスキー博物館
さてさて、何を目指して歩いていたのかというと、こちらです!
↑チャイコフスキー博物館!
ここにはですね、ファン垂涎ものの貴重資料が沢山残っているのです!
早速行ってみましょう!!
↑チャイコフスキー像がお出迎え。
音声ガイドを購入すると、これがまたハイテクな品で。
↑壁のセンサーに向けて借りた機械でピッとやると、適宜展示物を紹介してくれる仕組み。又、上の「i」というのは「information」、下の「♪」では展示物に関連したチャイコフスキーの音楽を聴くことが出来ます。
思わず感動して撮ってしまいました。
しかし、音声ガイドを借りたにも関わらず、学芸員のお兄さんが大変に親切。
「大丈夫? ロシア語わかる? 機械の使い方は? 音声ガイド、英語に切り替えておくね。道順はこう、最初の方案内してあげるね(英語)」と超過保護に応対してくれました。
解説もつけてくれたので、最初の方は音声ガイドの出番がないほど。
例えば、ひとつの絵の前で立ち止まり、「この絵を知ってる?」と尋ねてきたので、「ごめんなさい、絵は詳しくなくて……」と返すと、「この絵はロシアでは大変に有名な絵で、チャイコフスキーも大好きだったんだよ」などなど。
壁に掛けられた二枚の人物画。こちらの方は見覚え有り。折角学芸員さんがいるのだから、質問してみることに。
当方「これはプーシキンとレールモントフ? プーシキンはわかるとしても、レールモントフは何故ここに? そこまで関係深くないよね?(英語)」
学芸員さん「おお!よく知ってるね。プーシキンの方は、彼の著作『エヴゲーニー・オネーギン』と『スペードの女王』をチャイコフスキーはオペラ化しているからね。傑作だよ」
当方「知ってる!!!!(大興奮)(その為にここに来た)」
学芸員さん「レールモントフのことも、チャイコフスキーは大好きで、生前に完成させることは出来なかったんだけれど、彼の著作をオペラ化しようとしていたんだよ」
当方「ま、マジで?!」
チャイコフスキーはレールモントフの詩を元に二曲の歌曲を書いています。とはいえ、二編のオペラまで書いたプーシキンの横に並べるのは少し場違いではないかと思ったのです。
その歌曲を紹介しますね。是非聴いてみて下さい。
↑ア・カペラの混声合唱「金色の雲は眠り(Ночевала тучка золотая)」。めちゃくちゃ美しい。
↑9:58~。6つのロマンス(Op.38)の5番。凄いチャイコフスキーらしい旋律。
……が、オペラを作成中だったというのは当時初耳!(リサーチ不足で恥ずかしい……)。
どうやらチャイコフスキーは死の直前、レールモントフの『現代の英雄』一章『ベーラ』をオペラ化しようと奮闘していたそうな。
えぇ~~なんで完成させずに死んだんですか!!?! チャイコフスキーの死については色々な説がありますが、それにしても、残念でなりません……。
しかし、『現代の英雄』は、ファンのわたし一個人の意見ですが、オペラ向きな題材とは言えないと思いますし、チャイコフスキーは必要に応じて大幅にストーリーを改変したりするので(『スペードの女王』に顕著)、完成しなくてよかったのかもしれません。それは、わかりません。
そんな話をしながら、展示物を見て回ります。例によって、そんなにアップロードしてよいものではないと思いますので、何を展示しているのかを示していくこととしようとおもいます。
展示は私物の服、帽子、ステッキ、ペン、トランプなどに始まります。
面白いのは、彼の友人が描いたというチャイコフスキーの似顔絵。似てなさぎるwwwwwというか、幼稚園生の落書きかな??? という感じで抱腹絶倒ものなので、ご自分の目でお確かめ下さい。
BGMとして掛かっているのは、『フランチェスカ・ダ・リミニ』や『四季』から『一月』など。狙っているわけもないと思うのですが、何故かバレエ版オネーギンの曲ばかり。もう小躍りしそうなくらいハッピーなオタク、筆者。
↑バレエ版のオネーギンの楽曲については、過去に解説しています。よかったら参考にしてみてくださいね。
そして、どうしても見たかった、チャイコフスキー手書きの『エヴゲーニー・オネーギン』の楽譜!!!!
取り敢えず拝み倒します。この紙束がわたしの時間をガンガン吸い上げているんですよ、なんと罪深い。大好きです。
初演時の歌手たちのポートレートも揃っています。タチヤーナはとっても美人だし、オネーギンは、なんというか、軍人風だったり。
手書きの楽譜は、スペードの女王などもありますよ。
又、部屋を進むとオペラ映画の『エヴゲニー・オネーギン』が掛かっていて、なんなんだよこの空間~~供給過多かな????というかんじ。
更に次の部屋には、ソ連時代のオネーギンの公演ポスターがずらり。バシャバシャと写真を撮りまくるオタクの図。
興奮気味に館内と一周すると、先程の学芸員のお兄さんがお仕事をしておりました。
折角色々お話してくれたのに、素通りはまずかろうと思い、「めっちゃ楽しかったよ~~!ありがとう!!!」と興奮冷めやらぬまま声を掛けてみる。
こちらに気付いた彼は、「それはなにより。それより、随分じっくり見てたし、チャイコフスキーについてもかなり詳しいみたいだったけど、実は日本ではなにか有名人だったりするの?」と。
ないです(ないです)。本屋でのテレビ取材といい、只の日本人観光客をなんだと思っているんだ、彼らは。まず入国にビザが必要なのもあるし、クレムリンなど超メジャーな観光名所ではないゆえ、レアなのは、そうなんでしょうが……。
当方「いや、ただのファンですけど……」
学芸員さん「本当に? じゃあ、なにか楽器をやったりするの?」
当方「ちょっとばかしピアノを弾くよ」
学芸員さん「それじゃあチャイコフスキーの曲が沢山弾けるね。僕はフルートを吹くんだけどあんまり上手くなくて」
可愛いなこの人。
学芸員さん「ピアノか~じゃあ、将来はモスクワ音楽院生だね~」
だからそういうのじゃないってば。当方が否定しようと発言すべき英語を必死に練っていると、
学芸さん「まあ、有名であれなかれ、サインブックに一言書いていってよ~。そんな謙遜しないでも、音楽を愛する人なら大歓迎さ」
とのことで、おろおろしつつ、一言添えてきました。
いや~、大満足でしたね、チャイコフスキー博物館。
この、手書きの、オネーギンが、どうしても見たかったんですねわたしは……。
丁寧で可愛いお兄さんもいるので是非足を運んでみてください(いつもいるわけじゃあないとは思いますけど)。
昼食
頭がいっぱいになったので、お腹もいっぱいにすることに。
少し歩くと二日目に訪れたアルバート通りに。なんとなく魚介が食べたかったので、食べに行きます。
↑昼下がりのアルバート通り。ロシア人よりも外国人が多く、外国語が飛び交っています。
↑店内。落ち着く。少し遅くなってしまったので、貸し切りではありませんがお客さんは少なめ。
↑フライドシーフード。奥の謎のソースが地味に美味しい。
↑スモークサーモンのサラダ。クリームチーズが回りに乗っていて、ディップして食べる。天才の発想。
↑シュリンプのジェノベーゼ。クリーミーで海老は身が引き締まっている。めっちゃ美味しい。
ずっと言っていますが、ロシアに来たら取り敢えず魚介食べて下さい。先人からは以上です。
ゴーゴリの家
お腹もふくれたところで、探索を再開。「世界ふれあい街歩き」の大ファンの当方、取り敢えず街をぶらついてみることに。
地図も見ずに適当に歩いていたのですが(※知らない街でやるのは大変危険なので絶対にやめましょう)、通りの左手側に大きく凹んだ場所が。
なんだろう、と思い近づいてみると、大きな銅像。
↑『鼻』『外套』などでお馴染みの、ニコライ・ゴーゴリ。
物憂げに肩を丸めているかんじが、なんともゴーゴリらしいというか。
そこで漸く地図を開くと、ここはゴーゴリの家だったそうな。どんだけ帝政ロシア時代の偉人の家が残っているんだ、モスクワ!
↑GOGOL HOUSEってなんか響きがかわいい。
但し旅は限られた時間。わたくしの「聖地巡礼」は、今回はプーシキン、レールモントフ、チャイコフスキーに的を絞っていたので、次なる機会ということに。勿論ゴーゴリも嫌いじゃないのだが……!
果たして、わたくし以外に、プーシキンとレールモントフの聖地巡礼を念入りに行って、ゴーゴリとドストエフスキーをガン無視する日本人観光客なんぞ存在するのだろうか。次回は必ずや!
プーシキン記念劇場
更にぶ~らぶ~らと歩いていると、見覚えのある横顔にばったり。
↑プーシキンの自画像
聖地巡礼をしにきたというのに、「またおまえかーい」と言いたくなるくらいプーシキン。凄いぞ、モスクワ。
↑ポスターがずらり。
こちらも演劇が主みたいです。
カフェ・プーシキン
プーシキン記念劇場の通りを渡ったお向かいにあるのが「カフェ・プーシキン」。
勿論、プーシキンを記念して建てられたのですが、実は直接的な関係はありません。(なので存在を知っていたが入らなかった)
↑高級感ある佇まい。
実はこちらのお店、超高級店として有名で、コーヒー1杯で普通のレストランの食事の二倍は取るそうな!おそろしあ!
……でも、次はチャレンジしてみたいですね、ええ。是非。
モスクワ市役所
カフェ・プーシキンから更に暫く前進すると、首都モスクワのメインストリート、トベルスカヤ通りにぶち当たります。
四日間もいて、徒歩でこの道を通るのは初めて。一般の観光客じゃあ考えられないことですね。
↑大通り。おっしゃれ~!
モスクワの街並み、どこを見回してもけちのつけようのない美しさなのですが、このトベルスカヤ通りは更に荘厳で巨大な建物が多いので、見応えがあります。
暫く歩いていると見えてくるのが、一際豪奢な建物。
↑お城かなにか……??? いいえ、モスクワ市役所です。
主要な建物には赤、がロシア流。近くで見ると本当に圧倒されます。
これは市役所ですが、なんでもない建物まで本当に美しいんですよね。
「なんだこれは、劇場か、大使館か?」と思って見ると、ただのスターバ○クスやサブウ○イ、ということが何度もありました。冗談抜きに。
当方、海外旅行は経験がある方ですが、こんなに美しい街は初めてです。パリよりも、コペンハーゲンよりも美しい(主観です)。
モスクワ大学旧館
トベルスカヤ通りを進み、聖地巡礼を続行します。目指すは、学び舎。
↑ロシアの頭脳の最高峰、モスクワ大学。
レールモントフが、ゲルツェンやベリンスキーを同窓に在籍していた大学です。そしてこちらは旧館なので、当時からこの姿のままという。や、ヤバくないですか!?!ここで……、えぇ?!(大興奮)
クリーム色の外観は荘厳で、旧館といいつつ全く古めかしい感じはしません。
↑今では大半の学部が新館の方に移っていますが、旧館も使われています。多くの学生が出入り。
いや~~~、これは、モスクワ大学生になるしかないですよ!!(またそういうことを言う)
それで、レールモントフのように、教授に喧嘩を売って退学しましょう!(ダメじゃん)
チャイコフスキーホール
モスクワ大学に興奮しているうちに夜に。昨日のモスクワ音楽院でのコンサートが大変お気に召した当方は、今度は大ホール:チャイコフスキーホールにゆかねばならぬ!と固く決心をし、実行に移します。
↑今日はチャイコフスキー像がお出迎え。こんばんは!
↑早めについたのでホール内のカフェで珈琲とチョコレートケーキを。
たかが、といったらおかしいかもしれませんが、学校のホールにカフェまでついている。凄い。そしてケーキはめちゃくちゃ甘かったです。
そして、チャイコフスキーホールなのですが……。
↑お洒落、
↑お洒落すぎる、
↑なんだこれ、
↑なにここ異世界???
演目はロシア海軍吹奏楽団による軍歌。チャイコフスキーホールに入りたかっただけなので演目は全く気にしてなかったのですが()、ロシア海軍、最高にカッコよかったです。
↑ネイビーの軍服風燕尾に金の紋章。黒のトラウザーズに金管楽器が映える~~!!
ホールには「え、音楽ホールだよね??」と確認したくなるほど、様々な展示物が。特にソ連に纏わる真っ赤~な絵画が多いです。な、何故ここに……()
値段も意味が分からんほどに安いですし、都心部から近いし、行かない理由はないので、モスクワの夜はモスクワ音楽院で過ごしましょう!
夜のカフェ
コンサートを終え、夜。
微妙な時間にケーキを食べてしまったので、お腹の空き具合も微妙だった為、近くのカフェに入ることに。そこがまあまたお洒落で。お洒落じゃない場所はないのか、モスクワ?
↑赤スグリの実の入った紅茶。甘酸っぱくて美味しい!
↑サーモンのクレープ。小腹を満たすのにぴったり。甘いクレープと塩気の強いサーモンの組み合わせも奇跡的。
↑お腹空いてないとか言いながらついつい頼んでしまったラズベリーのパフェ。ラズベリーがイチゴ級に大粒!美味しかったのですが、如何せん食べ過ぎた……。
幸せな夜を過ごしてしまいました。
さて、ここでモスクワ四日目も終了。
明日、五日目は、午前中モスクワを堪能した後、国内線に乗りペテルブルグへと旅立ちます。ロシア聖地巡礼の旅後半戦も、どうかお楽しみに。
↑続きの記事が仕上がりました。こちらからどうぞ。