こんばんは、茅野です。
引き続き、Everybody's Gone to the Rapture -幸福な消失-のダイアログになります。
長いので、チャプター毎に分割します。今回はチャプター 6:ケイトを纏めます。
チャプター1:ジェレミーのダイアログはこちらから。↓
文章は完璧にテキストデータに書き出し、誤訳、誤植(表記揺れ含)の疑いのある部位には下線を引きました。(タイプミス等があれば遠慮なくご指摘ください)。
考察用の資料としてご活用ください。
開発された言語である、英語版はこちらから↓ (シーンの順番も統一してあります)。
ケイト
ラジオ
ケイト:飛行機でスティーブンは窓の外を指さした
「あそこだよ」といって
「我が家だ」
でも ただの模様にしか見えなかった
私はこの瞬間まで
何かが他者を完全に包み込めるなんて思いもしなかった
ラジオ
ケイト:誰も傷つけるつもりはなかった
なぜ身ごもったリジーが逃げようとし
それを止めるのが間違いだったのか
説明しようとした
間違いを犯していたのだと
それでよかったと思う
フランクはメアリーと農場を歩いている
ウェンディーとエドワードは仲睦まじく寄り添っている
ジェレミーはようやく神とともに安らかに横たわる
みんな一つになれて… 幸せそう
今ならよく理解できるわ
それは時と蝶を
寄せ集める存在
ラジオ
ケイト:蝶が陽の光の中で踊っているのをみつめた
たった1日に凝縮されたその命を
黒ずんでいく引き潮の間でまばたきをする
横たわる私をパターンが取り巻き
必然性を感じた
欠如から生まれる存在の必然性
普遍的な変化
ラジオ
ケイト:パターンが傾き 時がゆっくりと止まりゆくのを見つめた
スティーブンの手から炎が飛び出したその瞬間が永遠に宙を漂う
確かに最後の瞬間
彼が私を…
見ていた気がした
怖がっても
怒ってもいない
あの時の表情を…
まるで始めてみた時のように覚えている
はじめての時のあの表情と同じ表情
朝早く目を覚ました彼は 寝ぼけ眼でこういった
「愛しているよ」
愛しているから 彼を炎の中へと
私は行かせた
でも私はまだ行けないの
私たちはこの場所で時間を独り占めした
迫り来る暗闇を恐れて 地面に明かりを照らした
でも今なら生とは光に固執することじゃないと理解できる
私は 百万もの死の星から届く光の意味を理解せずに
ただ観察する人生を送ってきた
私たちが照らす光は… 死さえも超越する
その命から生まれたパターンは
暗闇に架け橋をかける
ラジオ
ケイト:それは塔の陰から現れて
観測所から谷へと進み 世界を破滅させる
すべてのものが光となり すべてのものが動きを… 止めた
世界は私たちが刻んだ痕で成り立っている
いたるところに存在し この物語の架け橋となる
この世界は私たちが生まれる前から存在し いなくなっても続く
空っぽの牧草地や家々に
私たちは光を放ち
みんながその光のなかで舞い踊る
恐れず静かに消えゆこう
何も変わることはないのだから
終末
ケイト:終わりが近づいてくる
怖くはない
一緒にいるから
みんなと離れて暮らし ようやく理解した
触れて属することができなかったと
でももうどうでもいいこと
みんないなくなって
私達もそこへ行く
離れ離れで生まれ
果てしない暗い海の岸辺に流れ着き
直に波に連れ去られるだろう
でもそれまでの間
命を噛みしめるその一日 (※表記揺れ?)
陽の光の中で踊りながら
逃したものを見つけよう
私たちをひとつにする愛
神の内在 (※誤訳?)
一人の人なんていない
このパターンは私のもの
914 2085 341115 156 1 82113114 25914718 451208 238120 18211822922519
919 19520 156 16205187518 12152319 1915135 21897820 1144 1915135
491313518 914 2085 315121253209225 218191419 156 20815195 4511851920
2015 208513 2085185 919 914 20815915 185131914 1 31521253209225
3151815141 208120 192091212 71215231941521712119 815619201420518
最後に
『Everybody's Gone to the Rapture -幸福な消失-』のダイアログは、以上になります!
お目通し、本当にありがとうございました。
当ダイアログは、なんと、日英合わせて全部で121623字ほどになりました。私としても面倒大変で、少しばかり時間が掛かってしまったこと、お詫び申し上げます。
英語のタイピングが早くなったような気が致します。
こちらのダイアログは考察なんかをする際、ご自由にお使いください。そして考察記事を執筆された際には是非気軽にご報告ください。拝見したいです。
但し、制作元にご迷惑の掛からぬようにだけお願いします。(プレイ動画等があがっているので大丈夫かと判断して掲載致しましたが、問題があるようでしたらダイアログ群も削除致します。)
さて、今後当ブログ世界観警察でも、幸福な消失に関する考察を本格的に始めたいと思っておりますので、そちらの記事でもお会いできたら幸いです。
それでは、あなたの旅に光の導きのあらんことを。