世界観警察

架空の世界を護るために

ダイアログ 1 - Everybody's Gone to the Rapture

 こんにちは、茅野です。

今回の記事は、Everybody's Gone to the Rapture -幸福な消失-のダイアログになります。

長いので、チャプター毎に分割します。今回は、オープニングチャプター1:ジェレミーを纏めます。

文章は完璧にテキストデータに書き出し、誤訳、誤植(表記揺れ含)の疑いのある部位には下線を引きました。タイプミス等があれば遠慮なくご指摘ください。

考察用の資料としてご活用ください。

 開発された言語である、英語版はこちらから↓。シーンの順番も日本語版と統一してあります。

 

 それではどうぞ!

 

オープニング

ケイト:私はキャサリン・コリンズ博士

    これを聞く人はいるのだろうか

    何もかも終わり

    残されたのは私だけ

 

 

ラジオ

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ケイト:生きている限り放送は続けようと思う

    私が正しければ

    谷全体の信号を受信できるはず

    あの… 出来事で…

    痕跡が残った

    それが何なのかはわからない

    でも理解できるよう努力をしていくつもり

    痕跡の先に答えがある

    答えはすべて…

    ここにある

    答えは 光の中に…

 

 

PC

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1... 6...  1...4...  1...5...  1...7...  2...5...  (繰り返し)

 

 

電話

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クライブ:緊急措置委員会からの特別発表です

     異例の事態により 1982年危機管理法案に基づき

     この地域のラジオとテレビ放送は委員会の統制下におかれます

     ラジオとテレビは常につけておいてください

     屋内に留まり 他人との接触を避けてください

     地域外への電話は控えてください

     慌てずマナーを守り落ち着いて行動してください

     最新情報はこのチャンネルで

 

 

手動発生

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グレイム:私は職務を果たしているだけです

     今回はあなた方2人が現場唯一のスタッフだ

     メインゲートの電源が落ちでもしたら

     観測所に出入り出来なくなる

ティーブン:その為に予備発電機があるんだろう

       こんなことを議論している場合じゃない

グレイム:閉じ込められても泣きついて来ないでくださいよ

ティーブン:閉じ込められたら君のところへ行くことはできないだろう

       難しいことは僕らに任せて

       君は葉っぱの掃除をしたり電球を変えてさえいればいいんだよ

       いいな? さあ帰れ

グレイム:ろくでなしが

ケイト:今のは余計じゃない

    腹が立つからといって周りに当たるのはいただけないわ

ティーブン:ケイト、ちゃんと話しあおう

ケイト:いいえ、スティーブン もういいの

    とにかくここを抜け出すには今夜が絶好のチャンスなのよ

    アレイを準備して 私は6号塔に

ティーブン:ケイト

       愛してる

       わかっているだろ?

ケイト:ええ… そうね

    さあ はじめましょう

 

 

ジェレミー

自動発生

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ウェイド医師:あれを見る限り隔離はかなり本格的なもののようだね

       バウトン夫人が道路閉鎖前に村を出てしまったなら 見つかりそうにないな

       事態が収まるまではね

バーバラ:でもなんだかとても変ですわね

     だってここはヨートンですよ

     こんな乱暴なことしなくっても

ウェイド医師:だが委員会が道路を閉鎖するほど危惧しているのならば

       正当なことだと主張するだろうね

       とにかく私たちは当分どこへも行けない

バーバラ:でもライフルを持ってたわ

     銃を持った兵士です シュロップシャー

     みんなどうかしてるわ! 下院議員に手紙を書こうかしら

ウェイド医師:そうだね、バーバラ 私が個人的に届けるよ

       バリケードが取り除かれたらだが

       さあ行こう 1日中 谷で老人を探すわけにはいかない

       診察所を開けないと

       戻ったら鎮痛剤を用意しないとな

       急に頭が痛くなるんだ

 

 

電話

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リース:誰? もしもし?

ティーブン:ケイト、これを聞いているなら光学アレイを停止するんだ

       あれは観測所を通じて僕らのところにやってきて

       谷を越えて広がろうとしている

       ケイト、このままにしておくわけにはいかない

       勢いを増している

       僕はクライブに空爆命令を出すよう伝えるつもりだ

       他に… 方法がないんだよ

       うまくいくかはわからないが…

リース:聞こえますか? 助けが必要なん…

ティーブン:クソ! 誰だ? 電話を切るんだ

       電話の中にいるんだぞ!

 

 

手動発生

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ケイト:あまり自分を責めないで みんな通ってきた道よ

ティーブン:君は違う

ケイト:いい加減にして

    データを考察して再提出すればいいじゃない

    発想はあっているのよ ただ… 数字を間違っただけ

ティーブン:まったくバカにしているのか

ケイト:バカになんかしていないわ

    あなたはとても素晴らしい人よ、アップルトン博士

    ねえ…

    私たち…  2人でひとつよ

    明日の夜の観測結果は… あなたのものよ

    あなたがチャンスをつかんで調べたんだもの

    理解されなかったとしても…

    私は認めるわ

ティーブン:慰めているつもりか?

ケイト:スティーブン…

    前向きに考えて この辺りじゃ…

    あなたは英雄 放蕩息子の帰還でしょ

    そのうちあなたの銅像が建つに違いないわ

ティーブン:好きなだけ笑えよ

       きっと今頃 教区会が小委員会に作らせてるとこだろうな

ケイト:あなたは優秀よ、アップルトン博士

ティーブン:あぁまったく

 

 

ラジオ

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ケイト:どんなに見てもまったく意味がわからない

    パターンをみつけたエリアはもう望遠鏡では確認できないけど

    そんなのありえないわ

    上空の一部では周辺光の性質に著しい変化が見える

    まるでポラロイドに直射日光を当てた時のように

 

 

自動発生

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ジェレミー:ご存じでしょう 私もよそ者と思われている

ケイト:それで気が楽になるとでも?

ジェレミー:あなたの気持ちはわかる それだけです

      あなた方「VALIS」は決して地域社会と関わらない

      あなた方が何をしているかも知られていません

ケイト:これは教会への勧誘かしら?

ジェレミー:信仰だけではなく地域社会の問題です

      参加して彼らの一員になるのです

バーバラ:おはようございます、神父様 いい天気ね

     あらどうも あ…アップルトン夫人でしょ?

ケイト:コリンズ博士です

バーバラ:女性科学者! あらまあ

ジェレミー:おはよう、バーバラ

バーバラ:ウィーラー神父

ケイト:そのうち私が一員になれると本当にお思いですか?

    人の目なんて気にならないわ 邪魔さえされなければ

 

ラジオ

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ケイト:素晴らしいわ

    高校時代を思い出すわね

    火星をはじめてみたあの時と同じ胸の高鳴り

    手が震えてるわ

 

 

自動発生

f:id:sylphes:20170124204117p:plain

ジェレミー:すみません

      どなたか?

      ああ、アマンダ 村を離れたかと

アマンダ:そのはずでした でも…

     道路がすべて… 封鎖されていて出れなくって…

     そしたらジョージとベンが頭が痛いって… そのうち血が出てきて…

     神父様、2人とも怖がっていて

     それでニールが車を引き返して

     この家が開けっ放しだったから

     いけないと思ったけど入って子供たちをきれいにしてたら

     ニールと私も血が出てきて

     ブラウスが血だらけで…

     みんな疲れていて…

ジェレミー:あぁ 大丈夫ですよ 心配いりません

      さあ落ち着いて ニールと子供たちはどこです?

アマンダ:上の階です

     疲れていたからニールが昼寝をさせようって

     子供だからバーバラも気にしないと思って

     私は疲れていたからニールが上で子供たちを寝かしつけたんです

ジェレミー:それで?

アマンダ:それが6時間前

     彼下りてこないんです

     私 様子を見に行くのが怖くて

ジェレミー:じゃあ一緒に見に行きましょう

      手を握っていましょうか?

アマンダ:ええ それならいけそうです

     お願いできますか?

ジェレミー:ええ もちろんですよ

      ニール?

      ニール、いますか?

 

 

手動発生

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ジェレミー:何してるんです? 見ましたよ!

ティーブン:やめろ! 近寄るんじゃない!

サム:これは人の家だ いい加減にしろ

ティーブン:村中に広がっている あっという間に侵されるんだ

サム:いったい何の話だ!?

ティーブン:電線で移動しているんだ

ジェレミー:気は確かですか ケイトはどこです? 彼女に何が?

ティーブン:わからないのか? あれは封鎖を突破して適応しているんだ!

サム:その缶をよこせ さあ渡すんだ

ティーブン:ダメだ

ジェレミー:サム、やめなさい!

サム:このクソ野郎! よこせ! よこすんだ!

ティーブン:渡すもんか!

ジェレミー:2人とも いい加減にするんだ!

ティーブン:使うんだ!

サム:なんだってんだ?

ティーブン:なんてことだ

       そこいら中に広がり始めた

ジェレミー:スティーブン、戻りなさい!

ティーブン:ああクソ!

 

 

自動発生

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ジェレミー:メグ?

      メグ、いますか?

メグ:ええ ラウンジにいます

ジェレミー:今夜は空っぽの家だらけだ

      ほとんどいなくなってしまった

メグ:頭痛がひどいわ

   電話の音を聞きました?

ジェレミー:いや もう使えないと思って

メグ:奇妙な雑音が聞こえるんです

   アメリカ人の女性の声で数字が聞こえた気がして

ジェレミー:ケイト…?

      まだ生きているのか

メグ:チャーリーは戻りました?

ジェレミー:いや まだだ

      すまない

メグ:いいんです、神父様

   さあもう行ってください

   私はもう少しここで休みます

ジェレミー:おやすみ

 

 

手動発生

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ジェレミー:どうしました? ケイトは?

ティーブン:邪魔しないでくれ

       どこだと思う?

ジェレミー:スティーブン、一体 何…?

ティーブン:あんな奴! すべて彼女のせいだ

ジェレミー:その顔の痕は?

      スティーブン? スティーブン!

 

自動発生

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アマンダ:ベンジャミン! ジョージ! ダメよ ノミがいるかも

バーバラ:こんにちは、アマンダ どうしたの?

アマンダ:また鳥が死んでいたの 委員会は何してるの

バーバラ:どうもインフルエンザだっていう話よ

     道路と駅を封鎖するみたいだし 気にはしているんじゃない?

アマンダ:いやだ 本当に?

バーバラ:インフルエンザの流行を甘くみるなってことね

     もし子供たちをウェールズに連れていくつもりなら 今がその時ってことよ

アマンダ:ありがとう、バーバラ ニールに相談してみるわ

     もうジョージ ベンジャミン! ほら触らないで!

 

 

ラジオ

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ケイト:磁場で電話が混戦して電子機器に障害が発生しているわ (※誤植?)

    複数の声が聞こえる… 午前4時

    みんな光のショーを見ているのかしら

 

 

ラジオ

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ケイト:単なる物理学上の歪みじゃない

    まだ理解はしていないけど事故じゃなかった

    時計におきたことと6号塔での事故は偶然じゃない

    意思を感じる

    交信しようとする意思を…

 

 

手動発生

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ジェレミー:幹線道路にいましたね

      みんなじっとしているという時に

フランク:ウェイド先生を探していた

ジェレミー:いいですか、フランク

      スティーブンは自分に責任があると思っているようです

フランク:ああ だろうな

ジェレミー:ケイトが…

      まだ観測所にいるようですがゲートは閉ざされている

      フランク

      じきに救援隊が来るでしょう 飛行機か何かで

フランク:ああ 当然来るだろうな

     あいつの言うパターンでは俺たちが中心にいる

     つまりやつらが本気なら俺たちは爆撃のど真ん中だ

 

 

自動発生

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サム:メグ、これを見てくれ

メグ:信じられない、チャーリー!

サム:空き家に押し入ってる奴がいるってジェレミー

   ずいぶん持って行かれたらしい

チャーリー:どうした?

メグ:誰かが自分用に物資を集めているみたい

サム:くそったれが

メグ:でも倉庫には村全体が数ヶ月暮らせるだけの物資があるわ

チャーリー:トラックを取ってこよう

メグ:今持っていくってこと?

チャーリー:ええそうです

サム:アップルトンだ

   あのイカれたスティーブン・アップルトンだ ぶちのめしてやる

メグ:サム、もういいわ

   天気が変わる前に移動しましょう

   一緒に来る?

   帰りにキャンプでレイチェルを拾うつもりよ

 

 

自動発生

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ジェレミー:決断をしなければ 今こそね

ジー:でも彼を愛しているの

    2人とも… 愛しているのよ

ジェレミー:彼には妻が 二人だけの問題じゃないんだ (※表記揺れ?)

ジー:でもモラルを侵しているのは私だけじゃないわ

    違うかしら、神父様?

ジェレミー:スティーブンとロバートは… 確かに

      でもケイトはそう思わないかもしれない

ジー:あなたは?

    確かに彼女は不倫はしていないかもしれない

    でも昼も夜もあの観測所の中

    スティーブンは滅多に顔を合わせないって

    そんなの結婚って言える?

 

 

自動発生

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バーバラ:先生、ここにいたんですね

     外に患者の行列ができていますよ

ウェイド医師:他の人と一緒に村の会館に連れて行ってくれないか

バーバラ:先生、みんな怖がってるんです

     ゲイブルズさんのご主人が姿を消したってとても怖がっていました

     耳と鼻から出血していたと言っていて…

ウェイド医師:私にいったいどうしろと言うんだ!

       隔離が終わらなければ 私たちはどこにも行けない

       とにかく 水分を十分に取って

       暖かくしてラジオの指示に従うよう伝えてくれ

バーバラ:先生、お願いします あなたには患者を診る義務が…

     先生! 鼻血が…

 

 

電話

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ウェイド医師:視覚と… 聴覚の歪みは次第にその頻度を増している

       加えて 左側に軽度のけいれんが起きているが…

       これは全て 頭蓋内圧亢進における

       予備診断を裏付けるもので…

       恐らく視床下部に生じたと思われる腫瘍が…

       急速に拡大した結果…

       このような症状が出ているものと思われる

       現時点では 激しい頭痛を除けば

       認知機能は損なわれていない

       激しい出血は頻度を増し

       今までより色の濃い血塊が主に鼻腔から出てきている

       恐らく… 私の死期は近い

       これは… インフルエンザなどではない

       私が今まで見たものとも違う

       このスピードで… 腫瘍が拡大するなどありえない

       血塊の中に とても小さな… 何かにたとえるとするならば

       まるで液体の光のような… 斑点が見える

       説明できない現象だ

 

 

自動発生

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チャーリー:駅はどうです?

メグ:閉鎖されているわ

   谷に出入りすることは不可能ね

   インフルエンザはかなり深刻みたい

バーバラ:先生はインフルエンザじゃないって

     35年間たくさんのインフルエンザ患者を診てきたけど

     何かがしっくりこないって言っていたわ

メグ:じゃあラジオも当てにならないわね

ジェレミー:遅れて申し訳ない 始めたかな?

メグ:ええ でも正直話し合うことはさほどありません

   隔離が実行されてバリケードが敷かれている

   誰も事態を把握できずに村人が姿を消している

   老人たちだけじゃありません

   昨日からサリバン一家の行方がわからず家の鍵は開いたまま

チャーリー:農場に行ってきたが夜の間にフランクの牛が全部死んだ

      落ち込んでるよ

バーバラ:気の毒に 辛いことが起きすぎているわ

     最初はメアリー そしてこれ

メグ:誰も事態を収集しに来ないなら自分たちで対処するしかないわね (※誤植?)

   バーバラ、先生に薬の在庫を調べてもらって

   神父様は みんなに村の会館に集まるように言ってください

   さしあたり全員を一箇所に集めた方がいいわ

   私は食料を みんなお腹を空かせているわ

   倉庫に十分あるけれど まず 村にあるものから食べましょう

   当番表がいるわね チャーリー、手伝ってもらえる?

チャーリー:なんでもやりますよ

ジェレミー:私は谷に行って孤立した家族を探しましょう

      それからリジーに連絡を

      どなたかスティーブン・アップルトンと奥さんを見かけましたか?

 

 

自動発生

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ハワード:止められなかった どうしようもなかったんだ!

ジェレミー:やめなさい 落ち着いて

ハワード:来るな 頭のなかにいる!

ジェレミー:ハワード、待って!

ハワード:神父さん! 神父さん、大丈夫か?

ジェレミー:くるぶしが

      なんてことだ 骨折したようだ

      ハワード、誰かに助けを

ハワード:もう誰もいない 助けなんか来ないんだ!

ジェレミー:頼む、ハワード 助けを…

ハワード:光が

     光の中にいる…

     みんなが光の中に… 見えるんだ!

ジェレミー:ああ 神よ

      神よ

      お助け下さい

 

 

ラジオ

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ケイト:3時間に及ぶパターンの記録を行い

    3MB以上もの2進整数を蓄積

    今のところ振動パターンは

    目に見えた閉ループの一部ではないように見える

    だが あらゆる矛盾に反して対称性が見受けられる

 

 

ラジオ

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ケイト:6号塔で停電が起きている

    光が液体みたいに流れて…

    圧倒的な目的意識を感じるわ

    まるで何か… スティーブン?

    スティーブン、あなたなの?

 

 

自動発生

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メグ:それじゃ裏のフェンスにも届きませんよ

ジェレミー:いやあ パンと魚の奇跡には詳しいが庭のことは… (※誤訳?)

ウェンディー:ジェレミー神父、ちょっといいかしら?

       もちろんです、ボイルズさん

       メグ、失礼するよ

メグ:後ほど、チャーリーのところで

ウェンディー:バーバラと話してたら

       メアリーのモルヒネに異常があったと聞きましてね

ジェレミー:なんということだ! 個人の医療記録ですよ!

      まったくバーバラもそんな話をするなんて

      もしウェイド医師に知れたらクビにされるでしょう

      まったく、ウェンディー!

      弟さんは悲しんでおられる

      メアリーはようやく病の苦しみから解放されました

      フランクを支えてさしあげなさい

ウェンディー:神様はすべてお見通しだよ! あんたのことをね

       神様がメアリーの弱さをお許しになったとしても

       聖職者のあんたは この教区の恥さらしだよ

ジェレミー:もし私に…

      私に問題があるならば司教に手紙をお書きなさい

      皆さんをお待たせしている それでは

 

 

自動発生

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ジェレミー:あなたの話ならば村の人も聞くでしょう

ウェンディー:私にはまったく関係のないことだと思うけれどね

ジェレミー:みんなあなたを尊敬している

      みんなを安心させるためにも

      コールスさんやバウトン夫人たちにおきていることについて

      話し合う必要があるんです

ウェンディー:みんなあんたの教会じゃたいして安心できないってことなんだろうさ

ジェレミー:私は贖罪など… 求めていない

      「あなたは他人を裁きながら 実は自分自身を罪に定めている」

      ローマの信徒への手紙 第2章 第1節

ウェンディー:「見てもらおうとして人の前で善行をしないように注意しなさい」

       マタイによる福音書 第6章 第1節

       私の意見を心配している場合かね、神父様

       いいだろう

       バーバラに話して病院の追加業務について張り紙をするように頼んでみるよ

 

 

自動発生

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ジェレミー:いるんだろ?

      聞こえるか? そこにいるんだろ このろくでなしめ

      全員死んだ

      ああ…

      お前が殺した

      ああ、イエス

      お助け下さい 神よ… (※表記揺れ?)

      力をください

      誰か?

      誰かいますか?

      聞こえますか?

      ああ

      まだいたのか

      それもそうだろうな

      さあ 来い

      これで終わりにしよう

      みんなが私を待っている

 

 

終末

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ジェレミー:その響きは

      全地に…

      その言葉は… 世界の果てに向かう

      そこに…

      神は太陽の幕屋を設けられた

      天にまします…

      われらの父よ

      願わくは御名の…

      ああそんな

      神よ

 

チャプター2:ウェンディーにつづく……