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世界観警察

架空の世界を護るために

自動人形と解析機関の猫箱

ARMORED CORE うみねこのなく頃に 屍者の帝国 参考資料/関連作品推薦

 こんにちは、とんでもない良書の出現に興奮を隠せない茅野です。

こちらは考察記事ではなく、元ネタの解説記事となります。

取り扱う作品はARMORED CORE for Answer屍者の帝国、ほんのちょっとうみねこのなく頃にです。上記のファンにはたまらない一冊だと確信しましたので、僭越ながらファンの皆様に読みどころを伝えられたらいいなと思います。

もしも上記三作品のうち、お好きなものが複数ある方。今すぐ書店へ走れ。後悔するぞ。2400円+税でこのエンターテインメントを逃すのは勿体ないぞ!

 

 それでは愛すべき良書を参考図書として読んだ考察勢の視点から語りたいと思います。

bookmeter.com

その良書とはそう、こちらです!

「ターク」というと、皆様も一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

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こんな感じの、トルコ人の風貌をした、チェスを指す機械人形のことです。現在は焼失しているため、写真は残っていません。それがまたこのタークの魅力を上げているように思えるのは私だけでしょうか?

この本と出会った切っ掛けは、以前、ACVDの財団推しを拗らせたとき、人工知能関連の参考図書として買い集めたものの一つなのですが、お気づきの通り、ACfAメルツェルさんの元ネタなんですね。

 

 

 1. To: Links (Lynx)

 

 考察大好きなリンクスの皆様。メルツェル推しのORCA信者さん。

さあ今すぐ書店へ!

間違いなく満足して貰えると思います。

……と言っても全く伝わらないですよね。わかりました。少し解説します。

 

例えば、メルツェルのモデル:ヨハン・ネポムク・メルツェル(Johann Nepomuk Maelzel)が、エンターテインメントの王子と呼ばれていることはご存じでしたか?

水没王子、逆流王子に続き、メルツェルさんも王子だったのです!これからはトリプル王子で売っていくしかない!(?)

後は彼は、結構ヒドい人だったみたいです。というのも、「自分の手柄の為なら人の名誉なんて知らねえ」みたいなところがあるからです。暗黒面に墜ちたメルツェルさん……これは流行る!(?)

真面目な話、ORCA結成前に資金集めやバックアップを取り付けて回ったのは彼でしょうから、元ネタのヨハン・メルツェルのように、あくどいことも結構やっていたのかもしれませんね。

 そんな感じで、元ネタのヨハン・メルツェルのことが細か~~~く記載されております。勿論それはモデルの話であって、ACfAのメルツェルのことではないのですが、読んだときにニヤニヤすること請け合いです!

メルツェルが好きだけどRAVENWOODもなくなってしまったし、供給が欲しい……」と思っているそこのリンクス! こちらの一冊は如何でしょうか?

 

 

 2. To: Corpse Engineers

 

「なんだよメルツェルって!知らねえよ!」と思った屍帝クラスタさん。

ちょっと待った!興味を失うのが早すぎる!ここからですよ!

まあ私も正直ACの関連図書として本書を購入致しました。だからまさか屍帝に繋がるなんて考えてもいなかったわけです。

ところがどうでしょう!なんと本書には、あのチャールズ・バベッジが、あの解析機関を作る動機が記されているではありませんか!

しかも、解析機関の前身となる階差機関の図まで収められているのです。

それがこちら。

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……なんか見覚えありません?

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どう見てもこれだよなぁ!??!?!?!

これに初見で気付いた時の私の興奮を考えて下さい。それはもう、ガタッてなりましたよ。夜中に叫んで怒られたものです。だって凄くないですか?解析機関は実在したのです。

あまりにもネタバレになってしまうので多くは書きませんが、ちゃんとパンチカードの作用とか、そういう説明も書いてありますよ。

 

また、関連に走った方の間ではお馴染みのアラン・チューリングとかも結構出てきますので、ますます屍帝クラスタにとって美味しい本なのではないでしょうか?

寧ろこれはAC関連図書ではなく屍帝の関連図書として一冊推せます。ディープな知識集めに興じたい方が買わない理由は全くもって御座いません!

 

 

 3. To: Witch Hunter

 

 お待たせしました、魔女狩りの皆様。

といっても、ターク自体が直接うみねこに関係しているわけではないのです。

注目して頂きたいのは、タークのトリック

これってまさしく、うみねこEP6の客室トリックと同じなのですね。

ロジックエラーに陥ったジョセフ・ケンペレン(戦人卿)。内情を知っているヨハン・メルツェル(ラムダデルタ)は、その謎を大々的に公開し、観客を煽っていきます。それを解き明かす探偵はエドガー・アラン・ポーなど(ヱリカ)であり、全く新しいトンデモトリックを創り出してしまうのがチャールズ・バベッジアラン・チューリング(ベアトリーチェ)なのです。

こう書くと「何を大袈裟な……」と思われるかも知れませんが、それこそ猫箱の中ではありませんか?答えはそう、本書の中にあるのです。

タークのキャビネットの中。それはまさしく猫箱であり、特に左の扉と裏側のスペースなんて、客室のベッドの下とクローゼットの中の関係にそっくりです!

ただの解説書ではなく、ミステリーのような楽しさがある本書は、EP6の応用といっても差し支えないでしょう。チェスを指す機械人形の猫箱を解き明かす気はありませんか?

また、博識なウィッチハンターの皆様はもしかしたらトリックを知っているかもしれません。それでも全然楽しめるはずです。現に私がそうでしたからね!

あなたの推理力が、再び試されるときがきました。

時は18世紀、オーストリア=ハンガリー帝国。

魔女は完全な機械で出来た人形がチェスを指すと誘ってきます。

エドガー・アラン・ポーが解き明かせなかった機械人形の秘密。あなたはどう推理しますか?

 

 

 4. Final Comment

 

 謎のチェス指し人形「ターク」の魅力、ほんの少しは伝わったでしょうか?

チェスのルールなんて知らなくて大丈夫です。私も知りませんから。堅苦しい言い訳は考えず、ただ購入して愛の赴くままに読めば良いのです。282ページにわたる知が、あなたの脳に幸せを届けてくれることでしょう。

ただのダイレクト・マーケティングな記事になってしまいましたが、本書の中には考察に役立つ情報がてんこ盛りです。ご要望とあらば本書をソースになにか書きましょう。

それでは、あなたの考察人生に本書の加護のあらんことを。